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あいおいニッセイ同和損保、大規模災害時の迅速な避難を保険とアプリで支援

あいおいニッセイ同和損保は、大規模災害が発生した際の迅速かつ円滑な避難を支援するため、10月以降保険始期契約より、個人向け火災保険「タフ・すまいの保険」において、一定規模以上の災害で避難所等へ避難した場合に、保険の対象の損害有無にかかわらず一時金を支払う「特定非常災害等避難時一時金特約」の販売を開始する。あわせて、避難準備や避難開始をサポートする「タフ・すまいの保険アプリ」を新たに提供する。
近年、台風、豪雨、地震等の自然災害が頻発・激甚化する中で、逃げ遅れによる被害が多数発生しており、発災時の円滑かつ迅速な避難行動の実現は大きな社会課題となっている。2021年5月の災害対策基本法の改正では避難勧告と避難指示が一本化されるなど、早期避難の実現に向けた法整備が進んでいる。また、同年6月に公表された国土交通省の「総力戦で挑む防災・減災プロジェクト第2弾」においても、住民避難が重点推進施策の一つに据えられ、防災・減災に関する取り組みの強化が図られている。
このような背景を踏まえ、「防災・減災が主流となる社会」の実現に向け、自然災害が発生し避難所等へ避難した場合に、一時金を支払う補償を広く提供するとともに、避難準備・避難開始をサポートするアプリを提供することとした。
◆特定非常災害等避難時一時金特約の概要
<補償内容>
支払対象となる災害が発生し、保険証券に記載された建物が所在する敷地内から避難所等へ避難した場合に、保険の対象の損害の有無にかかわらず、1災害につき1万円(定額)を支払う。
<支払対象となる災害>
①風水害
地方自治体等から「避難指示」以上が発令され、「特定非常災害」の適用地区に指定されたこと
②地震
震度6強以上の地震が観測され、「特定非常災害」の適用地区に指定されたこと
③地震による津波
地方自治体の沿岸が含まれる津波予報区に「大津波警報」が発表され、「特定非常災害」の適用地区に指定されたこと
④噴火による津波
地方自治体の沿岸が含まれる津波予報区に「大津波警報」が発表されたこと
⑤④以外の噴火災害
地方自治体等から「避難指示」以上が発令されたこと
<セットされる契約>
保険始期が10月1日以降のタフ・すまいの保険(すまいの火災保険)
(注)家財を保険の対象とする契約に自動セットする。

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