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東京海上日動、【業界初】建設機械向けレコーダーを活用したテレマティクスサービス提供開始

東京海上日動は、建設機械向けレコーダーを活用した新たな特約とそれに付随するテレマティクスサービス(シーレック/Ci-REC(※1)、以下「本サービス」)の提供を2022年4月12日より開始する。
同社は、事故が発生した際の補償提供に加えて、本サービスの提供を通じて建設業界におけるICTの推進を支援し、建設現場の安全性や生産性の向上に貢献していく。
1.背景
建設業界では、技能労働者の減少・高齢化やインフラの老朽化に伴う公共工事の増加等を背景に、生産性の向上が喫緊の課題となっている。
こうした状況下、国土交通省が建設現場の生産性向上を目的とした「i-Construction構想」(※2)を推進するなど、デジタル・テクノロジーを活用したICT施工が近年注目されている。一方で、ICT建機等の導入・維持には高額なコスト負担が生じるケースも多く、建設事業者にとってICT施工を導入する際の大きな障壁となっている。
そこで同社は、建設現場の生産性や安全性の向上に貢献するために、建設機械向けレコーダーを活用したテレマティクスサービスを開発し、比較的安価に導入できる取り組みを実施することとした。建設機械向けテレマティクスサービスの提供は、保険業界で初めての取り組みとなる。
2.テレマティクスサービスの概要
■特徴
本サービスは、株式会社EARTHBRAIN(以下「アースブレーン」)と共同開発したものである。建設機械に生じた物的損傷等を補償する動産総合保険に特約を付帯したお客様に対して、パイオニア株式会社と共同制作した前方カメラ搭載の端末を貸与し、アースブレーンの建設業界向けIoTプラットフォーム「ランドログプラットフォーム※3」を活用する形で、建設機械向けのテレマティクスサービスを提供する。本サービスの主な特徴は以下の通りである。
・建設機械稼動状況の可視化【生産性向上】
・労働時間危険アラートの搭載【安全性向上】
・映像データ・位置情報の活用【正確な状況確認】
3.今後について
同社は、本サービスの提供を通じて、建設現場の生産性・安全性向上を支援していく。また、建設機械のCO2の排出量を算定する機能等、本サービスの拡充を予定している。
これからも、外部ソリューションとの連携を強化し、建設現場の情報の収集・分析・活用を通じて、国のi-Construction構想によって大きく変革する建設現場のリスク実態やニーズに応じた新たな保険やサービスの開発の検討に取り組んでいく。
(※1)シーレック/Ci-REC
・本サービスのペットネームであり、Civil Engineering Recorder の略から名付けたもの。
(※2)i-Construction 構想
・平成 28年の政府の未来投資会議において、「ICTの全面的な活用」等の施策を建設現場に導入することで建設生産システム全体の生産性向上を図り、2025年までに建設現場の生産性を2割向上する方針が示されたもの。
(※3)建設生産プロセス改善のための IoT オープンプラットフォーム「ランドログプラットフォーム」
・「ランドログプラットフォーム」は、アースブレーンが提供する建設業界向け IoT オープンプラットフォームサービスで、パートナー企業 49 社(2021年12月末現在)が展開する各建設現場における施工管理情報などのデジタル化を促進するサービスやデバイスのデータを統合・活用できる基幹システム。(NETIS 登録番号 QS-210052-A)
・アースブレーンは、コマツ(株式会社小松製作所)、株式会社NTTドコモ、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社、株式会社野村総合研究所が、建設現場のデジタル化、ICT施工の普及を促進するために設立した合弁会社。

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