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あいおいニッセイ同和損保、車内カメラとAIを活用した「乗客見守りシステム」に関する実証実験を実施

あいおいニッセイ同和損保は、兵庫県神戸市北区において、車内カメラとAIを活用した乗客見守りシステムに関する実証実験(以下「本実証実験」)を実施する。
1.背景
国内ではMaaS※1実現に向けた実証実験が各地域で活発に行われており、多様化する移動ニーズにきめ細やかに対応するため、オンデマンドバス等の新しい形態の移動サービスの出現が期待されている。将来的には、自動運転車を活用した移動サービスの普及も想定される中、乗務員の不在時にも、乗客の安全・安心が確保されることが必要になると考えられる。
本実証実験では、米国・シリコンバレーに本社を置くmpathy.ai 社(以下「mpathy.ai」)が開発した「乗客見守りシステム(Visual Ride Attendant(以下「VRA」)※2)」を自動走行車両(以下「実証車両」)に搭載し、乗客見守りシステムの技術面の検証および移動サービス運営事業者・乗客へのヒアリングを通じた社会受容性の検証を行う。
なお、本実証実験は、同社が参画する「まちなか自動移動サービス事業構想コンソーシアム※3(以下「コンソーシアム」)の活動の一環として実施するもの。
■mpathy.aiについて
mpathy.aiは「ライドシェアを世界中の人々にとって素晴らしい体験にすること」を使命として、Dietmar Meister, Robin Koenig,Henning Thoele の3名によって2019年に創立されたシリコンバレーに本社を置く企業。
創設メンバーは自動車用ソフトウェア開発に関する知見を豊富に持ち、本実証で利用するシステムを開発・提供する。
2.「乗客見守りシステム」に関する実証実験の概要
■実施場所
兵庫県神戸市北区筑紫が丘
■実施日(予定)
2020年3月13日
■実施内容
実証車両※4にmpathy.ai開発のVRAを搭載したデモンストレーションを実施する。VRAの技術面および移動サービス運営事業者・乗客へのヒアリング※5を通じた社会受容性を検証する。

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