JA共済連、令和7年度上半期業績を発表
JA共済連は、令和7年度上半期(令和7年4月1日~令和7年9月30日)の業績を発表した。
1.主要業績
(1)新契約高
①生命総合共済
生命総合共済の新契約高は、契約件数で64万7千件(前年同期比142.2%)、保障共済金額では1兆5,824億円(同129.4%)となった。
また、JA共済連が収納した共済掛金は、7,062億円(同110.1%)となった。
②建物更生共済
建物更生共済の新契約高は、契約件数で29万件(前年同期比86.2%)、保障共済金額では4兆4,512億円(同87.6%)となった。
また、JA共済連が収納した共済掛金は、2,066億円(同104.8%)となった。
③自動車共済・自賠責共済
自動車共済の新契約高は、契約件数で403万5千件(前年同期比100.6%)、JA共済連が収納した共済掛金は1,336億円(同101.8%)となった。
自賠責共済は、契約台数で161万8千台(同103.5%)、JA共済連が収納した共済掛金は196億円(同103.6%)となった。
(2)保有契約高
生命総合共済および建物更生共済合計の保有契約高は、保障共済金額で207兆1,225億円(前年度末比98.4%)となり、前年度末に比べ3兆2,786億円の減少となった。
(3)主要収支状況等
①受入共済掛金
受入共済掛金は、生命総合共済の一時払仕組みの伸長により、前年度上半期に比べ525億円増加の2兆2,230億円となった。
②支払共済金
支払共済金は、能登半島地震にかかる共済金支払いがあった前年度上半期に比べ346億円減少の1兆7,991億円となった。
③正味財産運用益
正味財産運用益(財産運用収益-財産運用費用)は、前年度上半期に比べ1,463億円増加の4,001億円となった。
④経常利益
経常利益は、前年度上半期に比べ1,826億円増加し、2,463億円となった。
(4)資産の状況
総資産は、前年度末に比べ4,863億円増加し、57兆9,053億円(前年度末比100.8%)となった。そのうち運用資産は、前年度末に比べ7,441億円増加し、56兆708億円(同101.3%)となった。
2.基礎利益
基礎利益は、利息配当金収入の増加等に伴う利差損益の増加および支払共済金の減少に伴う危険差損益の増加により、739億円増加の3,576億円となった。
3.支払余力(ソルベンシー・マージン)比率
支払余力(ソルベンシー・マージン)比率は、国内外株価の上昇伴い、その他有価証券評価差額金が増加したことなどにより、前年度末から31.7ポイント増加の1,046.0%となった。
※本資料における金額は、記載単位未満を切り捨てて表示しているため、増加および減少額については、別添資料の各数表上の数字で算出した数値と一致しない場合がある。
また、前年比等の比率は、小数点第1位未満を四捨五入して表示している。
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