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損保協会、「代理店業務品質評議会」を設置

損保協会は、代理店の業務品質を中立的な第三者が公正かつ適正に評価する仕組み(以下「代理店業務品質評価制度(※)」)を運営する第三者機関として、6月12日に、「代理店業務品質評議会」を設置した。
同協会では、保険代理店における適切な保険募集および顧客本位の業務運営の徹底に向け、代理店業務品質評価制度の構築に向けた検討を進めている。今後は代理店業務品質評議会において、本制度運営に関する実務的事項等を整備していく。
※代理店業務品質評価制度は、2024年6月25日に金融庁ホームページに公表された「損害保険業の構造的課題と競争のあり方に関する有識者会議」報告書を受けて、損害保険会社による代理店に対する指導等を補完するため、代理店業務品質評価を行う業界共通の枠組みとして構築するものである。
1.概要
「代理店業務品質評議会」は、以下のメンバーにより構成し、損害保険会社や代理店と利害関係のない中立的な立場で本制度を運営していく。
■構成メンバー(敬称略)
・古笛 恵子 (弁護士)
・嶋寺 基 (弁護士)
・中出 哲 (早稲田大学商学学術院教授)
・永沢 裕美子(公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会理事)
・唯根 妙子 (ビューティ&ウェルネス専門職大学教授)
・大知 久一 (一般社団法人 日本損害保険協会 専務理事)
・宇田川 智弘(一般社団法人 日本損害保険協会 常務理事)
2.今後の対応
代理店業務品質評価制度のトライアル運用期間中、以下のツール等で制度の周知等を行うとともに、2026年度からの本格運用に向けて具体的な実務要領等を整備していく。

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