SOMPOホールディングス、損保ジャパン、「SOMPOの働き方と働く場所」を策定
SOMPOホールディングスは、日々急速に変化する事業環境下においても、SOMPOグループがお客さまや社会に優れたサービスを提供し続け、持続的に企業価値を向上させていくために、それらを生み出す役職員の「SOMPOの働き方と働く場所」をグループの原則として定めた。
そして、その「SOMPOの働き方と働く場所」を具現化する先例として、SOMPOホールディングスおよび損保ジャパンは、2027年2月(予定)に、本社機能の一部を「虎ノ門アルセアタワー」に移転しグループ本社とすることを決定した。
1.SOMPOの働き方と働く場所
国内外の経済・市場変化、人口減少、気候変動、地政学リスクの複雑化等、SOMPOグループを取り巻く事業環境は大きく変化していく中、SOMPOグループはカルチャー変革を進めるとともに、具体的なビジネスモデルやオペレーションの変革に向け、大きく舵を切っている。
事業会社の枠を超えた“SOMPO P&C”と“SOMPOウェルビーイング”を、機動性と柔軟性を兼ね備えた働き方の実践とワークプレイスの構築により着実に推進させ、企業価値を持続的に高めていけるよう、「SOMPOの働き方と働く場所」を次のように定義した。
本内容をグループ全体に浸透・展開することにより、役職員一人ひとりの能力がより発揮され、それを組織として最大限に活用することで、変化への対応力(レジリエンス)を高め、グループ事業の共創による価値創造(つなぐ・つながる)の実現を目指していく。
<SOMPOの働き方と働く場所>
環境変化に対応していくための機動性・柔軟性を備え、ワークスタイルダイバーシティ(働き方の多様性)をベースにコミュニケーションを活性化し、共創とイノベーションを生むオフィス環境を起点に、迅速な意思決定、効率・生産性、レジリエンス、価値創造を加速・具現化する。
2.グループ本社機能の移転
「SOMPOの働き方と働く場所」を先例として具現化するため、グループ本社機能を自由度の高いオフィス環境に移転する。
移転対象部門は、SOMPOホールディングスおよび損保ジャパンのコーポレート部門の一部とし、同居により連携を深める。(本店登記は現在の新宿本社ビルから変更せず、機能移転とする。)
移転先は、オフィス環境と立地に恵まれ、地域の医療・防災拠点として耐震や非常用電源などの災害強度にも優れた「虎ノ門アルセアタワー」とする。
垣根が無く、コミュニケーションの質と量を高めるレイアウトにすることで共創を生み出する。
また、同ビルはSOMPOグループの重要拠点であり“SOMPOウェルビーイング”の拠点である霞ヶ関ビルの徒歩圏内にあり、グループ事業の共創に適している。
物件名 虎ノ門アルセアタワー
所在地 東京都港区虎ノ門二丁目105番
アクセス 日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅徒歩3分(直結)、銀座線「虎ノ門」駅徒歩3分、「溜池山王」駅徒歩5分、同社霞ヶ関ビル徒歩8分
契約フロア 25、26Fの2フロア約2000坪
移転規模 約700名(SOMPOホールディングスおよび損保ジャパンのコーポレート部門の一部)
3.グループの本社の将来的な方向性
2027年にまずはSOMPOホールディングスと損保ジャパンのコーポレート部門の一部を移転する。新宿本社ビルを含めたグループ全体の本社のあり方は継続して検討していく。
「SOMPOの働き方と働く場所」を実行していくことで、SOMPOのパーパス「“安心・安全・健康”であふれる未来へ」の実現を目指す。