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SBI損保、2025年3月期の主要業績を発表

SBI損保は、2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の決算概要を発表した。
■収益について
ブランドキャラクターを起用した新TVCMの展開と全国主要エリアへの出稿拡大、TVCMと連動させたYouTube広告の展開等のデジタルマーケティング施策の強化が奏功し、主力商品である自動車保険の販売が、特に自社Webサイトにおいて好調に推移した。また、がん保険についても新TVCMの展開や団体契約拡大への取り組み強化などを進めた結果、販売が大幅に増加した。この結果、2025年3月期は、保険契約の加入者数が130万人を超え、元受正味保険料(※1)が57,737百万円(対前期比9.9%増)、正味収入保険料(※2)が39,566百万円(同11.0%増)、保険引受収益が39,596百万円(同11.0%増)となり、経常収益は40,436百万円(同9.6%増)となった。
■費用について
一方、保険引受費用が27,457百万円(対前期比15.0%増)、営業費及び一般管理費が11,349百万円(同2.6%増)、その他経常費用が9百万円(同23.8%増)となり、経常費用は39,043百万円(同9.0%増)となった。
■利益について
この結果、当期の経常利益は1,392百万円(対前期比32.4%増)、純利益は1,212百万円(同12.8%減)となった。
■保険金等の支払能力の充実の状況について
当期のソルベンシー・マージン比率は527.8%(※4)となった。
※ 本決算概要は、公認会計士または監査法人の監査の対象外である。
※1 元受正味保険料は、契約者から預かった保険料から諸返戻金を控除した額で、損害保険会社の売上規模を示す指標のひとつである。
※2 正味収入保険料は、契約者から預かった保険料(元受正味保険料)から再保険料を加減した額で、損害保険会社の売上規模を示す指標のひとつである。
※3 自動車保険・火災保険・がん保険の保有契約の加入者数である。団体がん保険の被保険者数を含む。
※4 ソルベンシー・マージン比率は、通常200%以上であれば、その保険会社の経営の健全性に問題はないとされている。

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