こくみん共済 coop 〈全労済〉、「子どもの交通安全」にまつわる、2025年の最新データを発表
こくみん共済 coop 〈全労済〉は、未来ある子どもたちを交通事故から守っていく取り組み「7才の交通安全プロジェクト」を、2019年より実施している。6年目を迎える本年度は、小学校の入学式直前となる4月4日を新たに「こども見守り活動の日」として記念日に制定し、この日を皮切りに、保護者やドライバー、学校関係者、地域が一体となって交通事故抑制に向けた意識を高め、みんなでたすけあい、豊かで安心できる社会づくりに向けて活動することを発表する。
歩行中の交通事故の死傷者が多いのは、もうすぐ入学式を迎える“小学1年生”(7才)という、悲しい現実。
■未来ある子どもたちを交通事故から守る、「7才の交通安全プロジェクト」について
小学校にあがり行動範囲が広がる7才児は、大人よりも目線が低く、まだ十分に注意力が育まれていないために、歩行中の交通事故による死傷者数が突出して多いというデータがある。(公益財団法人交通事故総合分析センター調べ)
そこで同会では、2019年3月に「7才の交通安全プロジェクト」をスタートし、今日に至るまで約155万本以上の「横断旗」を、全国の小学校・児童館などへ寄贈してきた。また、金沢大学融合研究域融合科学系の藤生慎准教授と「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」を開発。
子どもたちの交通安全についての研究・実験も行ってきた。
■全国1,500名の生活者(大人)に、「子どもと交通安全にまつわる実態・意識の調査」を実施!
今回の調査では、「交通安全・事故への意識」「子どもの交通安全の意識」「こども見守り活動の実態と意識」の3つの視点から、実態に迫った。
【調査結果トピックス】
・約9割が「交通安全は大事」と答える。一方、「交通安全の知識」は記憶に残りづらく、定期的な学びが必要。
・親の約9割が“自分がいないときに、子どもが安全に行動できているか不安”と回答。求められる「見守りのあり方」とは?
・続いてほしいという声、8割超!「こども見守り活動」が支える、子どもたちの交通安全。