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大同火災、インバウンド旅行客向けの海外旅行傷害保険における医療MaaS『ぬちまーす号』と連携

大同火災は、インバウンド旅行客向けの海外旅行傷害保険において、お客さまの利便性向上や社会課題解決の観点から、医療MaaS『ぬちまーす号』と提携することになった。
1.背景
同社では、2019年1月より、インバウンド旅行客向けの海外旅行傷害保険(以下、「インバウンド保険」)を販売している。
インバウンド保険においては、県内医療機関と提携しネットワーク体制を構築のうえ、お客さまへ提携医療機関を紹介し、キャッシュレスで受診できるサービスを提供してきたが、インバウンド旅行客が増加傾向にあるなか、医療機関数、医療機関立地エリア、2次医療機関への偏りといった面で課題を抱えていた。
2.提携の内容
『ぬちまーす号』では、看護師が患者の元へ出向いたうえで、DtoPwithN(患者が看護師といる場合のオンライン診療)の医療サービスを提供しているが、同社のインバウンド保険の加入者においても、本サービスが受けられるようになることから、今回の提携により、上記課題を解消するとともに、お客さまの利便性向上を図ることができる。
沖縄県においては、インバウンドの増加により受入体制の強化が課題となっているが、このような保険サービスの提供を通して、今後も課題解消へ貢献していく。
3.ぬちまーす号の概要
持続可能な沖縄の医療の在り方を検討する「Society5.0の実現に向けた沖縄健康・医療・福祉のまちづくりモデル構築プロジェクト会議」の実証事業の一環で30を超える企業や団体と地域医療機関が連携し、実施している事業になる。
医療機器積載多目的車両が、看護師と共にホテルなどへ駆けつけ、DtoPwithNの形態でオンライン医療サービス(健康指導や診療、服薬指導)を提供している。

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