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三井住友海上、「シニアライフサポートサービス」を提供開始

三井住友海上は、保険代理店とともに、高齢者とその家族が抱える困りごとの解決を支援する「シニアライフサポートサービス」の提供を開始した。
同社は、保険代理店に高齢者支援の専門研修を提供し、修了した保険募集人(以下「募集人」)を「MSシニアライフパートナー」に認定する。「MSシニアライフパートナー」がお客さまの困りごとに寄り添い、内容に応じた士業・専門事業者を紹介することで、解決に向けワンストップで支援する。
同社は、本サービスの提供を通じて、誰もが安心して生活できる社会の実現を後押しするとともに、保険代理店の提供価値を変革していく。
1.背景
日本の高齢化率は上昇を続けており、65歳以上の人口は3,623万人、総人口の29.1%※を占めている。多くの高齢者とその家族が直面する相続・贈与、不動産売買・リフォーム、介護施設、身元保証、生前整理、死後事務などの困りごとに対して、各事業者が多様なサービスを提供している一方、困りごとに応じた事業者の選定や相談に時間を要するなど、利用者には負担が生じている。
そのような中、地域に根ざした保険代理店とともにお客さまに寄り添い、ワンストップでお困りごとを支援するサービスを開発した。
※2023年10月1日時点(出典:内閣府「令和6年版高齢社会白書」)
2.サービス概要
同社は、希望する保険代理店を対象に有償の資格・会員サービスを提供する。約40時間の高齢者支援に関する専門研修を修了した募集人を「MSシニアライフパートナー」に認定のうえ、同社が構築するパワーチーム(提携士業・専門事業者ネットワーク)を利用できるようにする。
「MSシニアライフパートナー」は、お客さまに寄り添ってお困りごとを正確に把握し、パワーチームの紹介を通じて、最適な解決方法をアドバイスする。
<高齢者やその家族が抱える課題の一例>
・死後事務委託契約 自分が万一の時に、残された家族に迷惑をかけたくない
・生前整理・死後整理 身の回りの品を整理して、身軽に暮らしたい
・空き家管理・不動産売買 施設への入居も視野に持ち家や不動産の処理をしたい
・遺言書作成 死後に財産の処分方法等で迷惑をかけたくない
・高齢者住宅・施設 高齢者住宅への入居を考えているが、検討方法がわからない
・保険の見直し 相続のことを考えて、保険を見直したい
3.今後の提供スケジュール(予定)
2025年1月~ 研修を修了した一部の保険代理店がサービス提供を先行開始
2025年4月頃~ 希望する全国の保険代理店へ研修を順次開始
2025年10月頃~ 研修を修了した保険代理店がサービス提供を順次開始

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