東京海上日動、「第1回NIKKEIブルーオーシャン大賞」における「気候変動部門賞」を受賞
東京海上日動は、日本経済新聞社と日経BP社が主催する「第1回NIKKEIブルーオーシャン大賞」において、同社が1999年より実施している「マングローブ植林活動」が「気候変動部門賞」を受賞した。
1.「NIKKEIブルーオーシャン大賞」について
「NIKKEIブルーオーシャン大賞」は、危機的な状況にある海洋環境の保全、また水産資源の適正な利活用に向けて、意欲的に取り組む企業、自治体、NPO・NGO、団体、個人またはグループを表彰する制度である。具体的には、海洋環境の保全や水産資源の適正な利活用につながる取り組みが、「気候変動」「生物多様性保全」「資源循環」の各部門で評価・選出される。
2.同社の環境保護活動について
同社は1999年より、地球と人々の生活を守り、さまざまな恵みをもたらすマングローブの植林活動を「地球の未来にかける保険」と位置づけ、植林NGO*1をはじめとするステークホルダーとともに、取り組んできた*2。
具体的には、25年間にわたる活動を通じて12,000ha以上のマングローブ植林を行っており、これらのCO2の吸収・固定効果により、国内の事業活動においては2009年度以降15年連続で「カーボン・ニュートラル」*3を達成するとともに、生物多様性と湿地の保全、災害被害の軽減や植林地周辺の人々の生活の安定等に貢献してきた。
今般、これらの取組みが評価され、「第1回NIKKEIブルーオーシャン大賞」における「気候変動部門賞」を受賞した。
なお、同社では2022年10月より、環境保護活動の一つとして、マングローブ植林と同様に、「CO2の吸収・固定」や「生物多様性保全」の効果が期待されるアマモ場の保全・再生活動も支援している。
今後も、「お客様や社会の“いつも”を支え、“いざ”をお守りする」という同社のパーパスを起点として、持続可能な地球と社会の実現に向けた課題解決に一層取り組んでいく。
*1 マングローブ植林行動計画、公益財団法人オイスカおよび特定非営利活動法人国際マングローブ生態系協会
*2 2007年、マングローブ植林事業を100年間継続していくことを目指す「マングローブ植林100年宣言」。また、2019年には、2007年の宣言を改定し、植林NGO等とともにマングローブがもたらす自然の恵みを通じて価値創出を目指す「マングローブ価値創造100年宣言」を公表。
*3 「カーボン・ニュートラル」とは、事業活動により生じるCO2排出量と、自然エネルギーの利用、マングローブ植林によるCO2の吸収・固定・削減効果の換算量が等しい状態を指す。