SBI生命、東京大学発行のサステナビリティボンド「UTokyo Compass債」に投資
SBI生命は、国立大学法人東京大学が発行する「UTokyo Compass債」(期間40年、発行総額110億円)への投資を実行した。本債券は、ソーシャル性・グリーン性を併せもつサステナビリティボンドである。
同大学は、世界最高水準の研究力を背景に官民の中枢人材を輩出するほか、基本方針である「UTokyo Compass2.0」※を定め、より良い未来社会の創造を目指している。
本債券によって調達された資金は、この基本方針に基づき適格とされた次のようなプロジェクトに充当される。
・スーパーカミオカンデを上回る大型先端検出器の建設を含むハイパーカミオカンデ計画の推進
・カーボンニュートラル・ネイチャーポジティブ・サーキュラーエコノミーを取組みの柱とするGX推進に向けた基盤整備
・ダイバーシティ&インクルージョン拠点等の整備
・事務部門の高度化・効率化を含む教育研究活動支援システムの導入等
SBIグループは、創業以来、「企業は社会の一構成要素であり、社会に帰属しているからこそ存続できる」という変わらぬ考えのもと、事業活動を通じて社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現と継続的な社会価値の向上を目指している。
SBI生命においても、この考えのもと、社会課題・環境課題の解決に資する投資を進めており、今般の投資においても、ESG投資の一環として、同大学の基本方針に賛同し、技術革新の推進や次世代産業の育成等を支援していく。
今後も、長期安定的な運用収益の確保に努めるとともに、ESG投資への積極的な取組みを進め、中長期的な視点から社会課題、環境課題の解決と持続可能な社会の実現に貢献すべく尽力していく。