太陽生命、「三井不動産株式会社」への「サステナビリティ・リンク・ローン」を実施
太陽生命は、ESG投資の一環として、三井不動産株式会社への「サステナビリティ・リンク・ローン」(以下「SLL」)を実行した。
SLLは、借り手のESG戦略に対して設定されたサステナビリティ・パフォーマンス目標(以下、「SPTs」)の達成状況に応じて、金利条件等の貸付条件が変動する仕組みとなっており、持続可能な社会の実現を推進するローン手法である。
本SLLは、三井不動産が2024年5月に策定したサステナビリティ・リンク・ファイナンスフレームワークを活用した取組みである。本フレームワークは、ムーディーズ・ジャパンから、ローン・マーケット・アソシエーション等が定めたSLL原則、環境省によるグリーンローンおよびSLLガイドラインとの整合性について第三者意見を取得している。
<概要>
発行体:三井不動産株式会社
実行日:2024年9月30日
SPTs:借入人グループのGHG排出量(Scope1+Scope2+Scope3)が2030年度までに40%以上削減(2019年度比)
インセンティブ:SPT達成状況に応じた金利スプレッド優遇
SDGs:本SLLにおける同社SPTs達成を通じて、SDGsの下記目標の達成に貢献する。
同社は、2007年3月に日本の生命保険会社として初めて「責任投資原則(PRI)」(※)に署名し、環境(E)、社会(S)、企業統治(G)の課題に十分配慮し、持続可能な社会の実現に向けた資産運用を行っている。今後とも、責任ある機関投資家として、「「T&保険グループプESG投資方針」に基づき、事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献する取組みを進めていく。