大樹生命、オランダ自治体金融公庫が発行する「ソーシャル・ハウジング・ボンド」に投資
大樹生命は、この度、オランダ自治体金融公庫(BNGBankN.V.、以下「BNGBank」)が発行する豪ドル建ソーシャル・ハウジング・ボンド(以下「本債券」)への投資を実施した。
BNGBankは、オランダ政府および地方自治体等からの出資によって1914年に設立された公庫であり、公的部門への融資を通じて、オランダ国内の社会課題の解決に貢献している。
本債券はBNGBankが策定したサステナブル・ファイナンス・フレームワークに準拠しており、調達された資金は、オランダの公営住宅組合へのSDGs達成に紐づけられた融資を通じて、低所得者向けの低廉で高機能な住宅の提供や、サステナブルな住宅、学校、図書館、スポーツ施設、ホスピスなどの建築推進に活用される。
これまでも同社では、環境債(グリーンボンド)や社会貢献債(ソーシャルボンド)、ESG投信などへの投資を行ってきた。今後も引き続き生命保険会社としての社会的責務をふまえ、資産特性に応じて環境・社会・ガバナンスの課題を考慮した資産運用を行い、環境や地域・社会と共生し、経済・企業の安定的な成長と社会的価値の調和的な発展を目指す。
<本債券の概要>
発行体 オランダ自治体金融公庫
格付 AAA(S&P)/Aaa(Moody’s)/AAA(Fitch)
発行総額 50百万豪ドル
償還期間 15年