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こくみん共済coop〈全労済〉、2022年度事業および決算報告を発表

こくみん共済coop〈全労済〉は、2023年8月29日(火)、東京国際フォーラムにて「第140回通常総会」を開催し、2022年度計画経過報告、および2023年度計画設定などの諸議案が可決された。
Ⅰ.2022年度の取り組みの概要
2022年度は、「こくみん共済coop中期経営政策2022-25~変革と創造~」の初年度として、お役立ち発想と共創活動にデジタル技術を取り入れた「新しいたすけあい」の創造・実践を開始し、めざす姿として設定した「3つの姿」にもとづき、さまざまな活動を展開した。
1.組合員・生活者との姿~寄り添う、身近な存在~
(1)こくみん共済coop公式アプリのリリース
(2)こくみんLifeサポートの開始
2.協力団体・共創パートナー団体との姿~事業と運動の強固なパートナーシップ~
(1)お役立ち提案の展開
(2)共済を通じた社会課題解決の取り組み
3.業務・経営の姿~最適な体制、人財の活躍、さらに健全な経営~
(1)共済事務・お支払い業務の高度化・効率化
(2)損害調査業務の抜本改革の取り組み
4.新型コロナウイルス感染症への対応
5.大規模災害への対応
【事業および決算の概況』
1.事業の概況
契約高は779兆円、受入共済掛金は5,409億円、契約件数は2,913万件、契約口数は39.1億口となった。
2.損益の概況
(1)経常収益
経常収益は、6,380億円(前期比174億円減)となった。
(2)経常費用
経常費用は、5,771億円となった。このうち、支払共済金は、3,455億円(前期比344億円増)となった。
(3)資産運用
資産運用純益は、505億円(前期比49億円減)となり、運用利回りは1.39%となった。
(4)経常剰余金
経常剰余金は、609億円(前期比174億円減)となった。
(5)特別損益
特別損失として、保有資産の価格変動リスクに備えるための価格変動準備金など25億円を計上した。
(6)割戻金
組合員(契約者)への割戻金の総額は238億円(前期比74億円減)となった。
(7)当期剰余金・当期未処分剰余金
当期剰余金は、248億円(前期比23億円増)となり、当期に取り崩した任意積立金などを加えた当期未処分剰余金は、317億円(同18億円増)となった。
3.剰余金処分
当期未処分剰余金317億円に対し、剰余金処分額として、法定準備金50億円、任意積立金248億円の合計298億円計上し、次期繰越剰余金は、20億円となった。
4.財務の概況
(1)総資産
総資産は、4兆293億円(前期比72億円減)となった。このうち運用資産は、3兆6,277億円(同123億円減)となった。
(2)負債
負債は、3兆5,194億円(前期比157億円減)となった。このうち、共済契約準備金は、3兆3,219億円(同65億円減)、価格変動準備金は、1,102億円(同23億円増)となった。
(3)純資産
純資産は、5,099億円(前期比86億円増)となった。このうち、会員資本は、5,270億円(同247億円増)となった。
5.主な経営指標について
(1)修正自己資本
修正自己資本は、1兆721億円(前期比90億円増)、修正自己資本比率は、26.6%となった。
(2)基礎利益
費差益は10億円、利差益は17億円、危険差益は970億円となり、基礎利益は、996億円(前期比310億円減)となった。
(3)支払余力比率
支払余力比率は、2,241.9%(前期比50.8ポイント増)となった。
(4)実質純資産額
実質純資産額は、1兆6,277億円(前期比836億円減)となった。

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