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あいおいニッセイ同和損保、【関東大震災から100年】所蔵災害資料をデジタルアーカイブ化した「災害の記憶デジタルミュージアム」を開設

あいおいニッセイ同和損保は、新たな防災・減災取り組みの一環として、6月に「災害の記憶デジタルミュージアム」をホームページ上に開設する。
この災害の記憶デジタルミュージアムでは、NHK財団が持つ最先端のデジタル技術を駆使して、同社が所蔵する1,460点に上る災害図コレクション「旧同和火災コレクション」をデジタル空間上に展示することで、「災害の記憶」に接する機会を広げ、防災・減災の意識向上につなげていく。
同社は 2021年以降、災害に備えることの重要性を見つめ直すきっかけにしてしてもらうため、「旧同和火災コレクション」を寄託先である京都文化博物館や、同社が運営する美術館「UNPEL GALLERY」、博物館での巡回展などで展示し、これまでに延べ1万5千人が来場した。
今般、2023年に関東大震災から100年の節目を迎えることから、より多くの人々に閲覧してもらう機会を創出し、防災・減災の意識向上につなげ、災害の歴史を後世に伝えるため「災害の記憶デジタルミュージアム」を開設することとした。
■概要
災害の記憶デジタルミュージアムは、より鮮明な画質で閲覧できる8K技術※1や、AI合成音声によるわかりやすい解説等、NHK財団が持つ最新技術を盛り込んだオンライン上のミュージアムである。ホームページ上に災害の記憶デジタルミュージアムの入り口を設け、無料で閲覧できる。
また、タブレットでも閲覧できるため、防災イベントや小学校での防災出前教室等、防災教育にも活用できる。
<災害の記憶デジタルミュージアムの特長>
・オンライン上で「誰でも」「いつでも」アクセス可能
・8K画質で精緻な描写を体感
・翻刻文※2をもとにAI合成音声が解説
・8Kの広い色域表現によりより鮮明に表示
今後の展開については、2023年10月以降の巡回博物館に8K大型モニターを導入することで、実物を超える色彩・迫力などを体感してもらえるようにする。同社は引き続き、歴史的価値のある資料をより多くの人に体感してもらうことで、災害の記憶を後世に残し、防災・減災に貢献していく。
※1:8K技術の導入は10月以降の予定
※2:古文書に記載されている文字を現在の活字に置き換えたもの

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