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三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、およびMS&ADインターリスク総研、持続可能な社会を共創するためのオンラインSDGsプラットフォーム「Platform Clover」リニューアル版の活用推進

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、およびMS&ADインターリスク総研は、3月15日にリニューアルしたオンラインSDGsプラットフォーム「Platform Clover」を活用し、ユーザーとなる自治体や企業等のSDGs取組をサポートしていく。
今回追加した「AIによるレコメンド機能」により、ユーザー自身のSDGs取組を自動分類し、取り組みに親和性のあるユーザー同士の協働・共創を促進する。また、自治体等が「特集ページ」を持ち、地域や関係先の取り組みを発信することもできる。
◆「Platform Clover」の概要
(1)運営法人
一般社団法人サステナブルトランジション
(2)特徴
・日本初のSDGsアクションを促すSNSとして、産官学民の関係者が各々の知見を持ち寄るための場を提供することで、現代社会が抱えるさまざまな課題の解決を促進し、持続可能な社会の形成を目指す。
・本人確認済みのユーザーのみが情報発信可能で、なりすましやSDGsウォッシュを防ぎ情報の信頼性を確保している。
(3)利用想定シーン
①情報の検索、収集
ユーザーはSDGsに関連する他のユーザーの取り組み(=プロジェクト)、日々の活動(=アクティビティ)等を検索できる。世の中の動向を把握したり、ユーザー自身の立ち位置を再確認したり、SDGsに取り組むきっかけづくりとして活用できる。
②情報の発信、PR
ユーザーはSDGsに関連した中長期的な計画や取り組み、日々の活動等を発信できる。自社のPRや他のユーザーと新たなパートナーシップを構築するきっかけづくり、活動のフォローアップとレビューに活用できる。また、自治体が特集ページ機能を使って、域内企業の情報を掲載することで、独自のHPと同等の発信が可能である。
③情報の交換、交流
連携や協働が期待されるユーザーやプロジェクトを提案する。専用のAIが、ユーザーのニーズにマッチした取り組みを提示するなど、ユーザー間のコラボレーションを支援する。メッセージ機能を利用すれば他のユーザーと1対1のコミュニケーションを図ることもできる。
◆リニューアル内容
以下の新機能が追加実装され、ユーザービリティが大幅に向上した。特に「AIを活用したレコメンド機能」により、ユーザーが入力し投稿したSDGsに関する取り組みが、AIによって17のゴールに自動分類される。この機能によりSDGs初級ユーザーでも簡便に利用できるようになり、ユーザー数の向上を図る。
・AIを活用したレコメンド機能
・リアクション機能の追加
・スマホ・タブレット等への対応
・検索機能の充実(詳細検索機能の充実、地図検索の追加)
・特集ページ作成機能の追加
・既存ページのイメージ刷新

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