ソニー生命、東京工業大学が発行するサステナビリティボンド「東京工業大学つばめ債」へ投資
ソニー生命は、このたび、東京工業大学が発行するサステナビリティボンド「東京工業大学つばめ債」(第1回国立大学法人東京工業大学債券)への投資を決定した。
「サステナビリティボンド」とは、調達資金の使途が、①環境改善効果があること(グリーン性)及び、②社会的課題の解決に資するものであること(ソーシャル性)の双方を有する債券である。
東工大は、「新産業の創出」という理念により、イノベーションによる社会課題の解決を目指すとともに、指定国立大学法人構想において「統合エネルギー科学」を重点分野として位置付けており、科学技術創成研究院ゼロカーボンエネルギー研究所の設置やTokyo Tech GXIの創設などの取り組みを通じ、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する方針を示している。
本債券で調達した資金は「キャンパス・イノベーションエコシステム構想2031(XCIE2031)」、の実現のための事業に充当され、この構想では3つのキャンパスを革新し、大学が生み出す知、人および資金が循環し、さらにキャンパス外との有機的、発展的な産学官連携のネットワークに繋がる、東工大ならではの「キャンパス・イノベーションエコシステム」を戦略的に構築していくことを目標としている。
本債券への投資は、多様性をもったエコシステムや世界から東工大に集った人々が活躍するための基盤となり、かつ脱炭素にも資するキャンパスの再開発、先端的な教育研究環境の整備等を行うプロジェクトへ活用され、東工大の開学以来の変わらない理念である「新産業の創出」を推進し、新たな知とイノベーションによって未来社会に貢献するものと期待している。