日本生命、マルハニチロが発行するブルーボンドへ投資
日本生命は、マルハニチロが発行するブルーボンドに4億円投資した※。当案件は、本邦初のブルーボンド発行事例であり、同社にとっても初めてのブルーボンドへの投資となる。
ブルーボンドとは、調達された資金の使い道が、海洋生態系の保護や持続可能な水資源の利用といった、海洋・水関連の環境保護プロジェクトに限定される債券である。
当債券発行による調達資金は、環境持続型の漁業・養殖事業に充当される予定である。なお、マルハニチロが策定した当債券の発行に適用するブルーファイナンス・フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)の定める「グリーンボンド原則2021」、国際金融公社(IFC)の定める「Guidelines for Blue Finance」等との適合性について第三者意見を取得している。
同社は、生命保険会社としての使命や公共性を踏まえ、環境や地域・社会と共生し、経済・企業と安定的な成長を共有していく観点から、ESG投融資を強化しており、当債券への投資もその一つと位置付けている。
※ 同社はニッセイアセットマネジメントと投資一任契約を締結し、クレジット投資とオルタナティブ投資の機能を、ニッセイアセットマネジメントに移管している。
◆案件概要
・発行体名
マルハニチロ株式会社
・実行日
2022年10月27日
・同社投資額
4億円
・資金使途
環境持続型の漁業・養殖事業