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三井住友海上プライマリー生命、再生可能エネルギーファンドへ投資

三井住友海上プライマリー生命は、Nuveen社傘下のGlennmont Partners社が運用する「再生可能エネルギー投資戦略」に40百万ユーロ(約56億円※1)の投資を決定した。本件は同社初の再生可能エネルギー特化型ファンドへの投資となる。
本投資戦略は、洋上・陸上風力、太陽光等の主要な再生可能エネルギーに関するプロジェクトに投資することで、再生可能エネルギーの拡大や温室効果ガス排出量の削減等に貢献するものである。また、欧州において金融機関を対象に持続可能性に関する情報開示を求める規則「SFDR」※2で定める3つの金融商品区分のうち、第9条に適合する、「ダークグリーン」と呼ばれる商品区分に分類される。
※1 1ユーロ=139.08円換算(9月26日時点)
※2 SFDR(Sustainable Finance Disclosure Regulation)は欧州委員会により2021年から適用が始まった、金融機関を対象に持続可能性に関する情報開示を求める規則である。金融商品を3つに区分し、第8条は「環境や社会の特性を促進する商品」が分類され、「ライトグリーン」と呼ばれている。第9条では社会的な問題の解決に寄与するインパクト投資など「サステナブルな投資を目的とする商品」が分類され、「ダークグリーン」と呼ばれている。
後者は社会的な効果について数値化して発表されることが求められることから、より明確に「投資によって持続的な社会の発展に寄与する」というESG投資の目的に適した商品となる。

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