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メットライフ生命、UN Women(国連女性機関)が主導するアンステレオタイプアライアンスの日本支部に加盟

メットライフ生命は、この度、UN Women(国連女性機関)が主導するアンステレオタイプアライアンスの趣旨に賛同し、日本支部に加盟した。
アンステレオタイプアライアンスとは、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関であるUN Women(国連女性機関)により2017年に招集された、広告における有害なステレオタイプ(固定観念)を取り除くための世界的な取り組みである。2020年5月に日本支部が発足し、2022年6月時点で18の企業・団体が加盟している。
「アンステレオタイプ」とは、ステレオタイプをなくしていくという意味の造語である。メディアや広告に存在する有害なステレオタイプの認知を拡大し、撤廃する活動を推進することで、持続可能な開発目標(SDGs)のうち、特にジェンダー平等と女性・女児のエンパワーメント(SDGs目標5)の達成を目指している。
■同社の取り組み
メットライフ生命は、お客さま、社員、株主、ビジネスパートナーおよび地域社会に新たな価値を創造し提供し続けることで、同社のPurpose「ともに歩んでゆく。よりたしかな未来に向けて。」を確実に実現することを目指している。そのために、サステナビリティを重要な経営の方針と位置付け、サステナビリティ重要課題を選定し、その枠組みにおいてSDGsの達成にも重点を置いている。その一環として、多様性・公平性・包括性を意味する「ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)」の推進に社内外で取り組んでいる。
また今年3月、メットライフ米国本社で2030年の達成を目指したDEIに関する幅広いコミットメントを発表した。これは、投資、商品、サービス、サプライチェーン、ボランティア活動、コミュニティ活動等を組み合わせることで、必要な支援が十分に行き届いていない方々のニーズに応えるためのものである。このコミットメントは、メットライフの事業戦略に基づき、SDGsにも連動している。
1.女性、マイノリティ、障がい者が所有する企業の発展のために10億ドルを投資する。
2.サプライヤーダイバーシティへの支出額を50億ドルに引き上げ、経済効果を年次報告する。
3.メットライフ財団は、必要な支援が十分に行き届かず過小評価されているコミュニティを支援するため、1億5,000万ドルの拠出を公約した。
4.DEIおよび必要な支援が行き届いていないコミュニティに焦点をあてたボランティア活動に、社員がのべ80万時間従事する。
5.必要な支援が十分に行き届いていない方々のニーズに応える解決策と洞察を提供する。
6.DEIの課題に対する理解を深めるための調査を支援する。
7.職場の多様性を引き続き促進するため、米国内および世界の女性役員の民族・人種の多様性において常に上位四分位数を達成する。また、上位四分位数のポジショニングとエグゼクティブリーダーシップのパフォーマンスの透明性を高める。

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