新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

ソニー生命、東海旅客鉄道株式会社が発行する「第85回無担保普通社債(社債間同順位特約付)(グリーンボンド)」に投資

ソニー生命は、3月1日に、東海旅客鉄道株式会社(以下「JR東海」)が発行する「第85回無担保普通社債(社債間同順位特約付)(グリーンボンド)」(以下「本債券」)への投資を決定した。
グリーンボンドとは地球環境保全に資する効果をもたらすプロジェクトを資金使途とする債券である。
JR東海はグリーンボンドの発行にあたり、国際資本市場協会(ICMA)が定めるグリーンボンド原則2021等に基づき、4つの要素(調達資金の使途、プロジェクトの評価と選定のプロセス、調達資金の管理、レポーティング)を記載したグリーンボンド・フレームワークを策定している。また、本フレームワークについて、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、グリーンボンド原則2021等との適合性に対する外部評価(セカンドオピニオン)を取得している。
JR東海は、「日本の大動脈と社会基盤の発展に貢献する」という経営理念のもと、利益、キャッシュ・フローといった「経済的価値」を創造しながら、同時に持続的かつ豊かな社会を実現するという「社会的価値」を創造する「ESG経営」を実践し、健全経営と安定配当、さらには企業としての持続的な成長を実現してきた。JR東海はグリーンボンドの発行を通じ、地球環境保全に向けた取組を一層推進していくことを表明している。
本債券で調達された資金は、地球環境保全に資する新幹線車両更新として、N700Sへの更新投資に充当される予定である。
同社は、本債券への投資を通じ、今後も環境事業の促進を図ると同時に、責任ある機関投資家としての責務を果たし、持続可能な社会の形成への貢献をより一層進めていく。
【本債券の概要】
発行会社 東海旅客鉄道株式会社
銘柄 第85回無担保普通社債(社債間同順位特約付)(グリーンボンド)
年限 35年
発行額 200億円
発行日 2022年3月9日

関連記事(保険業界ニュース)

生損共済

JA共済連、約80億円のESG投資を実施

生保

メットライフ、ステークホルダーのためのよりたしかな未来の創造に向けた、サステナビリティレポートを発表

生保

第一生命、MCPグループが運用する日本株ロング/ショート・ファンド・オブ・ファンズに投資

生保

太陽生命、大同生命、富士フイルムホールディングスが発行する「ソーシャルボンド」へ投資

生保

明治安田生命、フランス預金供託公庫が発行する「サステナブル・ディベロップメント・ボンド」に投資

生保

太陽生命、「日本電気株式会社」が発行する「サステナビリティ・リンク・ボンド」への投資を実施

生保

ソニー生命、新中期経営計画(2024~2026年度)を発表

生保

ソニー生命、「お客さま本位の業務運営方針」2023年度の取組結果等を公表

生保

ソニー生命、営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化に向けた取組み状況を公表

損保

日本地震再保険、SDGs債に投資

関連商品