日新火災、保険料誤りを発表
日新火災は、過去に販売した保険商品において、お客さまに保険料を返金すべき事案があることが判明した。返金が必要なお客さまにつきましては、順次、同社から個別に連絡をし、返金を行う。
1.経緯
火災保険の保険料(2019年10月改定)に誤りがあったことを受け、過去14年間にわたり販売実績のある全商品について調査をしたところ、火災保険以外にもお客さまに保険料を返金すべき契約があることが判明した。
2.概要
お客さまから頂戴する保険料は、保険商品の設計段階において、様々な数値および算式を適用して設定している。このたびの保険料誤りは、保険料の設定・改定過程の一部において適用すべき数値を誤ったことが原因である。対象件数は約46,000件、返金の合計額は約4,400万円を見込んでいる。
3.今後の対応
保険料返金の対象となるお客さま(現在、同社での契約が終了しているお客さまも含む。)には、保険料の差額を順次、返金する。返金方法については、順次、取扱代理店または担当営業店から案内する。
同社は、本件の発生を重く受け止め、社内の管理体制の見直しを行うとともに、今後同様の事態が発生することがないよう再発防止に努めていく。