あいおいニッセイ同和損保、野村総合研究所とデータビジネスを加速させるビッグデータ分析基盤を共同で構築
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あいおいニッセイ同和損保と野村総合研究所(以下 NRI)は、保険サービスにおけるデータ活用の加速のため、あいおいニッセイ同和損保のさまざまなサービスから得られるデータを安全かつ統合的に集計、分析できるビッグデータ分析基盤を共同で開発し、10月から本格導入を開始する。
今回開発したビッグデータ分析基盤は、NRIのデータ分析プラットフォーム「NDAP※」を中核に利用することで、セキュアかつ効率性・拡張性を備えた基盤を6カ月で構築している。
分析対象となるデータには、損害保険の契約情報や事故・支払情報に加え、運転中の運転挙動・道路・天候などセンサーやカメラから得られる膨大なデータが含まれる。そのため、分析にあたっては、データ構造や管理体系が異なる大量データを相互に関連づける必要があり、データカタログ機能、データ収集・加工・蓄積・分析にまたがるデータマネジメント機能を中心に構築している。
今後さらに社会のDXが加速していく中で、あいおいニッセイ同和損保はビッグデータを活用した安心・安全な社会の実現に向けた保険サービスの高度化をより一層進めるとともに、地方自治体や提携企業と共にデータ資源を活かした事業の創出や社会課題の解決に取り組んでいく。
※ データ利活用のための分析基盤を、ノウハウとナレッジを結集し、設計から構築・導入まで提供するソリューション。クラウドサービスが備える膨大なデータの分析・蓄積機能や機械学習サービスを利用しつつ、さまざまな業種への導入実績を通して得られたベストプラクティスが標準で提供され、利用企業はニーズに応じて必要な機能を利用することができる。