損保協会、大阪府で交通死亡事故多発警報が発令

損保協会近畿支部では、大阪府の7月末時点の交通事故死者数が全国最多(84人(対前年比+15人))となっていることから、交通事故防止に向けた啓発活動を強化している。
同協会が47都道府県の人身事故が多い交差点を紹介する「事故多発交差点マップ」(※1)では、ここ数年、全国の事故多発交差点ワースト5の上位を大阪府内の交差点が占める等、大阪府の交通事故の多さが際立っている。2021年においても、7月中の交通事故死者数が前年度同時期と比較し倍増(13人(対前年比+7人))、7月末時点の交通事故死者数が全国最多(84人(対前年比+15人))となっていることから、大阪府交通対策協議会は、7月6日付で交通死亡事故多発警報を発令した。死亡事故の特徴として、高齢者(7月末時点での死亡者数35人、構成率41.7%)および二輪車(7月末時点での死亡者数33人、構成率39.3%)の事故が多いことが挙げられる。
そこで同支部では、各会員会社の大阪拠点に対して、契約者等に対する交通死亡事故抑止に向けた広報・啓発の実施および社員・傘下代理店への周知・注意喚起を要請した。また、定期的に情報提供を行っている近畿地区の各報道機関関係者へ配信するメールニュースにおいて報道を通じた注意喚起の協力依頼を行った。

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