東京海上日動、大阪で「空飛ぶクルマによるエアタクシー事業性調査」を実施
東京海上日動は、SkyDrive、大林組、関西電力、および近鉄グループホールディングス(以下「近鉄GHD」)と共同で、「空飛ぶクルマによるエアタクシー事業性調査」を実施する。
本事業は大阪府の『令和3年度 新エネルギー産業 電池関連 創出事業補助金「空飛ぶクルマの実現に向けた実証実験」編』に採択されている。
本事業では、生活者モニターを対象にドローンによる海上飛行実演を行うとともに、空飛ぶクルマのフルスケール展示機や周辺技術・サービスの展示、説明を行い、アンケート調査を実施する。空飛ぶクルマの認知度ならびに社会受容度を確認し、将来的な事業の可能性を検証していく。
◆調査概要
大阪ベイエリアでのエアタクシー事業創出にむけて、マーケティング調査を行う。
ポート候補地に地域住民を招待し、アンケート及びインタビュー調査を実施する。
以下の3つを実施し、空飛ぶクルマの社会受容状況を確認し、将来的な事業の可能性を検証する。
①ドローンによる海上飛行実証
②空飛ぶクルマのコンセプト機体の展示
③空飛ぶクルマ周辺技術(ポート建設、充電・エネルギー関連等)の展示及び検証
◆共同実施体制
本事業は下記の通り5社で役割分担して実施する。
SkyDrive
・ドローン手配及び海上飛行のオペレーション
・空飛ぶクルマ展示機体の手配・関連する調査内容作成
関西電力
・ドローン海上飛行を通じてのバッテリー消費量の分析
・最適な充電方法の検討と、関連する調査内容作成
東京海上日動
・大阪エリアにおける社会受容性調査の全体設計・取り纏め
・空飛ぶクルマ保険の設計及び開発に向けた検討
大林組
・空飛ぶクルマポートのイメージ展示及び調査内容作成
・物流ドローンによる建設物流実証紹介
近鉄GHD
・大阪ベイエリアにおける空飛ぶクルマのサービスモデル検討
・周辺施設(海遊館)との連携に関する検討