エヌエヌ生命、従業員による中小企業支援ボランティア活動『SMEサポーターズ』プログラム開始
エヌエヌ生命は6月21日より4つの分野(「ディスカッションへの参加」「専門性の提供」「イベントサポート」「援農」)で国内の中小企業を対象とした従業員によるボランティア活動を開始する。エヌエヌ生命は全社的なボランティア活動を「SME※サポーターズ」プログラムとして年間を通じた恒常的な取り組みに位置づけ、各従業員は原則業務時間外にボランティア活動に従事する。オランダを拠点とするNNグループでは2023年までに営業利益の1%相当の経済的価値を、社会にインパクトを与える団体への寄附・寄贈、従業員によるボランティア活動として社会に還元するという目標をグループの戦略として組み入れている。
※SME:中小企業を意味するSmall to mid-sized enterpriseの略
受け入れ先企業の選定は、エヌエヌ生命が次世代経営者支援の一環として取り組む「家業イノベーション・ラボ」に参加する企業や、協賛を通じて接点を持つ企業・団体を主要候補先とするほか、インターネット上での公募も行う。
●ディスカッションへの参加
新商品やサービスを検討する際のブレインストーミングへの参加や収益性分析、消費者目線での提案などを想定。
●専門性の提供
従業員が持つ外国語スキルやファイナンス、デジタル等専門知識の活用を想定。
●イベントサポート
依頼企業が催行するイベントの一時的な人手不足を補うことを想定。エヌエヌ生命が提供する中小企業経営者・後継者向け社内共創スペース「NN Shibuya Crossroads」で開催するイベントをはじめ、依頼企業の地域でのイベントや見本市へのブース出展なども想定。
●援農
収穫や種まきなどの繁忙期に、最大40名程度のボランティアが作業を行うことを想定。