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JA共済連、企業年金(確定給付型)の受託概況を発表

JA共済連は、3業態(信託業界・生命保険業界・JA共済連)にかかる企業年金(確定給付型)の受託概況(令和3年3月末現在、速報値)を取りまとめた。
概要
1;企業年金(確定給付型)の受託件数は、厚生年金基金が5件、確定給付企業年金が12,331件となっている。
2;企業年金(確定給付型)の資産残高は、対前年比8兆400億円増(対前年比10.7%増)の82兆5,736億円となっている。資産残高の内訳は、厚生年金基金が15兆318億円(対前年比12.5%増)、確定給付企業年金が67兆5,418億円(対前年比10.4%増)となっている。なお、業界別の内訳は、信託業界64兆7,919億円(78.5%)、生命保険業界17兆3,388億円(21.0%)、JA共済連4,428億円(0.5%)となっている。
3;企業年金(確定給付型)の加入者数は、それぞれ厚生年金基金が12万人、確定給付企業年金が933万人となっている。加入者総数では、制度への重複加入はあるものの、946万人と、第1号厚生年金被保険者数4,037万人(令和2年3月末)から推計すれば、民間サラリーマンの約23%が企業年金(確定給付型)に加入していることになる。

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