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損保ジャパン、ワーケーションの普及を支援する新商品を発売

損保ジャパンは、ワーケーションの導入・取組みを支援するための中小企業向け商品『ワーケーション・マスター』と個人のお客さま向け商品『ワーケーションサポートプラン』の販売を開始する。
総務省では、地方圏の活性化を目的に、「関係人口※1」の拡大に向け取り組んでいる。また、観光庁では、テレワークの普及など働き方の多様化を踏まえ、「ワーケーション・ブレジャー※2」などの新たな旅のスタイルを提唱し、より多くの旅行機会の創出や観光需要の平準化に繋げる取組みを進めている。2020年10月に観光庁が実施したトライアル※3では、ワーケーションなどにより、仕事のパフォーマンスが向上し、心身のストレスが軽減するなどの効果が実証された。新型コロナウイルス感染防止対策などにより、場所にとらわれない働き方などを中心とした働き方改革が加速する中、今後、ワーケーションを導入する企業が増加していくことが予測されている。
一方で、従業員がワーケーション中にケガをした場合の労災の適用範囲や、業務用PCの損傷、不正アクセスによる情報漏洩などについて、企業や個人のお客さまからは導入に不安の声もある。
このような社会的背景から、今般、損保ジャパンは『ワーケーション・マスター』、『ワーケーションサポートプラン』を開発した。
※1 移住した「定住人口」でもなく観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のこと
※2 「ワーケーション」…Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語。
「ブレジャー」…Business(ビジネス)とLeisure(レジャー)を組み合わせた造語。
※3 官公庁職員によるワーケーション体験
◆中小企業向け『ワーケーション・マスター』の概要
(1)補償内容
①企業が従業員へ貸与している業務用機器(ノートPCなど)の補償
②貸与ノートPC内のプログラムやデータの補償
③旅先でのケガの補償(地震・噴火・津波によるケガを含む)
(2)付帯サービス
『ワーケーション・マスター』に加入のお客さまは、以下のサービスを無料で利用できる。
①サクセスネット(ワーケーションの支援および企業の経営に役立つ情報提供サービス)
②就業規則チェックサービス
◆個人向け『ワーケーションサポートプラン』の概要
(1)補償内容
①ケガの補償
②賠償責任を問われた場合の補償
③携行品の補償
④留守中の家財盗難の補償
(2)保険料
責任期間にかかわらず、保険料はワンコイン(500円)で加入できるプランを用意した。

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