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三井住友海上、新商品シリーズ「DX valueシリーズ」を展開

三井住友海上は、経済的損失に備える保険本来の機能に加え、事故・災害を“未然に防ぐ”機能や事故・災害の“影響を減らし回復を支援する”機能を持つサービス一体型商品を、保険の提供価値変革を実現する「コア商品」と位置付け、商品ラインアップを拡充していく。
一連のサービス一体型商品は、“デジタルトランスフォーメーション(DX)を活用した新たな価値提供”の意味を込めて「DX valueシリーズ」の名称で展開する。
新シリーズとして、ドラレコを活用した「見守るクルマの保険(ドラレコ型)」「F-ドラ」を第一弾商品、健康管理アプリを活用した「健康経営支援保険」を第二弾商品と位置付け、4月よりシリーズ第三弾商品「見守るサイバー保険」のトライアル販売を開始する。
◆第三弾新商品「見守るサイバー保険」
4月より、シリーズ第三弾商品「見守るサイバー保険」のトライアル販売を開始し、2021年度下期を目途に本格展開を予定している。
「見守るサイバー保険」は、サイバー事故による損害を補償する事業者向け保険「サイバープロテクター」に、セキュリティソフト「防検サイバー※1」を活用したサービスを一体化した商品である※2。
「防検サイバー」は、サイバー攻撃を検知して事故を“未然に防ぐ”機能を発揮するほか、ウイルス感染した場合も速やかな防御対応により、事故の“影響を減らし回復を支援”する。
サイバー攻撃の脅威からお客さまを守り、事故防止のためのサービスと被害を最小化する保険を一体化させ、「見守るサイバー保険」として提供する。

※1:サイバー攻撃への防御だけではなく、脅威の侵入を素早く検知し、被害を最小限に止める「次世代エンドポイントセキュリティ(EDR)」と24時間365日の監視サービスを提供する「管理セキュリティサービス」がパッケージとなったサービス。
※2:「サイバープロテクター」の保険金支払時の公表要件(公的機関への届出やメディア媒体での社告・会見等、事故発生を客観的に明らかにするための要件)に、「防検サイバー」による不正アクセス検知を追加することで、迅速な初動対応を可能とした。

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