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三井住友海上、上海国際貿易単一窓口、上海保険取引所と提携し「スマート国際貿易保険プラットフォーム」開発

三井住友海上が100%出資する三井住友海上火災保険(中国)有限公司(以下「三井住友海上中国」)は、11月22日に中国の税関システムである国際貿易単一窓口(国際貿易に係るオンラインワンストップサービス)を運営する上海億通国際有限公司(以下「億通国際」)および中国保険業界のITインフラの整備、開発を行う上海保険取引所と提携し、スマート国際貿易保険プラットフォームを開発した。
この提携には、中国の三大大手損害保険会社である中国人民財産保険、中国平安財産保険、中国太平洋財産保険も同時に参加している。
本プラットフォームは、ブロックチェーン技術を活用し、また税関手続きに使用されたデータを保険手続きに使用することで、セキュリティ上も安心で、かつ簡単、便利な保険手続きを実現するもの。
また、上海保険取引所を通して中国の保険業界での利用を推進することで、業界全体の品質向上を目的としている。
また三井住友海上は、11月18日に今回のプラットフォームの運営や今後の新たなシステム開発事業を積極的に行うことを目的に、ITシステム開発やその他のサービスを行う100%出資の「MSIG管理(上海)有限公司」を中国上海市に設立した。今後は他業界ともブロックチェーン技術で連携を行い、さらなる利便性の向上を目指していく。

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