生保協会、「介護福祉士・保育士養成給付型奨学金制度」奨学生290名を決定
生保協会は、2020年度の「介護福祉士・保育士養成給付型奨学金制度」において全都道府県の学生290名に対し、総額6,960万円の給付型奨学金を支給することを決定した。
高齢者介護や待機児童の問題が社会的課題となる中、両分野における専門職の養成が求められていることから、同会では、介護分野における介護福祉士、保育分野における保育士の養成をそれぞれ支援する目的で、1989年度より「介護福祉士養成給付型奨学金制度」を、2017年度より「保育士養成給付型奨学金制度」を実施している。
介護および保育の両分野における担い手の確保が依然として求められていることから、同会として、両職の人材確保へ一層の貢献をすべく、2020年度は本取組みの予算を増額し、2019年度比で52名増加となる290名の奨学生に奨学金を支給することとした。
2020年度までの累計で、「介護福祉士養成給付型奨学金制度」の奨学生は5,294名、「保育士養成給付型奨学金制度」の奨学生は341名となっている。引き続き、同会では本奨学金制度を通じて各人材の輩出を支援し、社会的課題の解決に貢献していく。