SBI生命、コロナ禍のスマートフォン決済に関する調査を実施
SBIインシュアランスグループの事業会社6社は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う行動様式・生活の変化を調査するため、各事業会社の特性に合わせたアンケート調査を実施した。
SBI生命は、コロナ禍のスマートフォン決済(以下、「スマホ決済」)に関するアンケート調査を実施した。
◆調査サマリー
●約6割が、日用品や食事などにおけるスマホ決済の利用が直近で増えたと回答。そのうち約3割がコロナ対策を意識して利用を拡大している結果。
・直近でスマホ決済の利用頻度が「増加した」「やや増加した」との回答が合計で57.6%と、過半を占める結果。
・スマホ決済の利用を「増加した」「やや増加した」とした回答者のうち、26.4%が新型コロナウイルス感染症の拡大以降を増加時期として選択。
・スマホ決済を利用して良いと思うことは何かという問いに対して、28%の人が「新型コロナウイルス感染症の予防になるから」と回答していることからも、コロナ禍がスマホ決済の普及に一役買ったと言える結果。
●最も利用しているスマホ決済を問う設問では、PayPayとの回答が最多(46.7%)
・スマホ決済を利用するメリットとして回答者の70.8%が「ポイント還元が魅力的」を挙げていることから、還元率の高さなどでPayPayが選ばれていると推測。
・2位以下は、楽天ペイ(2位、12.8%)、d払い(3位、7.3%)、au PAY(4位、6.1%)と携帯大手のスマホ決済が続く形。国内で8,400万ダウンロードを誇るLINEアプリでの決済(LINE Pay)は 5位(5.8%)にとどまった。
●今後スマホ決済で利用したいサービスとしては、病院や行政サービスでの支払など、普及の進んでいない公共分野が上位になったほか、保険料の支払にも一定の需要。
・今後スマホ決済で利用したいサービスには、「病院・調剤薬局の会計(50.2%)」、「行政サービスの支払関係(住民票などの料金)(31.1%)」が上位にランクイン。スマホ決済が普及していない公共分野での利用拡大を求める声が多かった。
また、「保険料の支払」の回答も 27.4%と少なくない水準。口座振替やクレジットカード引落が一般的な保険料支払においても、スマホ決済の重要性が高まっていることが窺える。
詳細:https://www.sbilife.co.jp/corporate/press/pdf/NR20201005.pdf