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損保ジャパン日本興亜、物理的損害を伴わない電車等の運休・遅延による損害賠償責任を補償に追加

損保ジャパン日本興亜は、お客さまの日常生活における損害賠償責任リスクについてさらなる安心を提供するため、2020年1月に自動車保険の賠償責任保険(個人賠償責任特約、対物賠償責任保険)を改定し、物理的損害を伴わない電車などの運休・遅延を発生させたことにより被保険者に生じる損害賠償責任を新たに補償する。
1. 背景・趣旨
近年、認知機能の低下を原因とした高齢者の鉄道事故により、本人や家族が負う可能性のある賠償責任リスクに対する関心が高まっていく。
これまで賠償責任保険は、「お客さまが線路内で立ち往生してしまい、電車が衝突回避のために緊急停止した結果、運休・遅延が発生した」ケースのように、衝突などによる物理的損害を伴わずに発生した電車などの運休・遅延の営業損害(振替輸送費用など)は、補償の対象外だった※。
このたび、日常生活における万が一のときの安心感を高めるため、物理的損害を伴わない電車などの運行不能による損害を賠償責任保険(個人賠償責任特約、対物賠償責任保険)の補償対象に追加する改定を行う。
※「電車と衝突し、電車の車体に損傷が生じた」など物理的損害を伴う電車等の運休・遅延の営業損害は、現行の賠償責任保険(個人賠償責任特約、対物賠償責任保険)においても補償の対象となる。
2. 商品概要
(1) 改定内容
自動車保険の個人賠償責任特約および対物賠償責任保険に、補償を追加する。
URLを参照:https://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/news/2019/20191008_1.pdf
(2)改定実施日・対象商品
2020年1月1日以降を保険始期日とする自動車保険の個人賠償責任特約、対物賠償責任保険を対象とする。
3. 今後について
損保ジャパン日本興亜は、今後も社会課題に対応した商品・サービスを提供することで、安心・安全な社会の実現に貢献していく。

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