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アイペット損保、「ペットに関する支出調査」を実施

アイペット損保は、犬・猫(以下、「ペット」)の飼育者1,085名を対象に、昨年(2018年)の「ペットに関する支出調査」を実施した。
【調査結果】
・2018年における、ペット関連の合計支出(年間)は、犬飼育者では「10万円以上~20万円未満」、猫飼育者では「5万円未満」が最多
・ペットを飼育し始めてから、最も当初の想定以上にお金がかかったものは、「病気やケガの診療費」
・2019年のペット関連支出の見込みは、「変わらなさそう」が犬・猫飼育者ともに最多
・2019年のペット関連支出で最も増えそうなものは犬・猫飼育者ともに「病気やケガの診療費」
・自分よりもペットにお金がかかっているもので最も多かったのは、犬飼育者では「病気やケガの診療費」、猫飼育者では「特になし」に次いで「病気やケガの診療費」
・自身の支出を削るとしたら、「食費」から削ると回答した人が犬・猫飼育者ともに最多
●調査結果1
2018年における、ペット関連の合計支出(年間)は、犬飼育者では「10万円以上~20万円未満」、猫飼育者では「5万円未満」が最多
「2018年における、あなたのペット関連の合計支出(年間)は、いくらでしたか?」という質問に対し、犬飼育者では「10万円以上~20万円未満」が最も多く、33.1%だった。一方、猫飼育者では「5万円未満」が35.1%で最も多く、猫飼育者よりも犬飼育者のほうがペット関連支出が多い傾向にあることがわかった。
○調査結果2
ペットを飼育し始めてから、最も当初の想定以上にお金がかかったものは、「病気やケガの診療費」
「あなたがペットを飼育し始めてから、最も当初の想定以上のお金がかかったものは何ですか?」という質問に対し「病気やケガの診療費」と回答した人は、犬飼育者で41.9%、猫飼育者で35.2%と犬・猫飼育者ともに最も多い結果となった。
また、「フード・おやつ」と回答した人は、犬飼育者では9.3%だったのに対し、猫飼育者では20.0%と猫飼育者が犬飼育者を大幅に上回る結果となった。
●調査結果3
2019年のペット関連支出の見込みは、「変わらなさそう」が犬・猫飼育者ともに最多
「2019年のあなたのペット関連支出は増えそうですか?」という質問に対し、犬・猫飼育ともに「変わらなさそう」が最多だったが、一方で「増えそう」と回答した人は、犬飼育者で40.2%、猫飼育者で27.7%だった。
〇調査結果4
2019年のペット関連支出で最も増えそうなものは犬・猫飼育者ともに「病気やケガの診療費」
「2019年のペット関連支出で最も増えそうなものは何ですか?」という質問に対し、犬・猫飼育者ともに「病気やケガの診療費」が最も多く、それぞれ犬飼育者で51.7%、猫飼育者で38.6%となった。
一方で、調査結果2と同様、「フード・おやつ」と回答した人は、犬飼育者では2.4%、猫飼育者では36.1%と大きく差が出る結果となった。
●調査結果5
自分よりもペットにお金がかかっているもので最も多かったのは、犬飼育者では「病気やケガの診療費」、猫飼育者では「特になし」に次いで「病気やケガの診療費」
「自分よりもペットにお金がかかっているものは何ですか?」という質問に対し、最も多かった回答は、犬飼育者では「病気やケガの診療費」が40.5%、次いで多かった回答は、「ワクチン・健康診断などの予防費」が31.2%だった。猫飼育者で最も多かった回答は、「特になし」で41.4%だったが、次いで多かった回答は、「病気・ケガの診療費」の30.7%だった。
犬・猫飼育者ともに、「病気やケガの診療費」「ワクチン・健康診断などの予防費」などのペットの健康に関する支出は飼育者自身に対するそれらの支出よりも高額になりがちということが、今回の調査でわかった。
〇調査結果6
自身の支出を削るとしたら、「食費」から削ると回答した人が犬飼育者・猫飼育者ともに最多
「あなたの支出を削るとしたら、何から削りますか?」という質問に対し、最も多かった回答は、犬・猫飼育者ともに「食費」で、犬飼育者は26.8%、猫飼育者は27.6%だった。次いで、「趣味・娯楽費」が犬飼育者で22.9%、猫飼育者で20.7%、「被服費」が犬飼育者で15.0%、猫飼育者で15.9%と続いた。なお、「ペット関連費」から削ると回答した人は、犬飼育者で0.5%、猫飼育者で0.7%と、全体的に見ても低い割合となった。
【調査概要】
調査対象:全国の犬・猫飼育者
調査人数:1,085名
調査期間2019年1月15日~1月18日
調査方法:インターネットによるアンケートを実施
今回の調査では、「2019年のペット関連支出で最も増えそうなもの」および「ペットを飼育し始めてから、最も当初の想定以上にお金がかかったもの」について、「病気やケガの診療費」が最も多い結果となった。
また、自分よりもペットにお金がかかっているものに関する質問でも、犬飼育者では「病気やケガの診療費」が最も多く、次いで「ワクチン・健康診断などの予防費」という結果になったことから、ペットの健康に関する支出が多いことがわかった。
ペットの医療(動物病院での診療)は、人間の医療と違い、公的な健康保険制度がない。また、自由診療で全額自己負担になるため、診療費は高額になりがちである。そうした診療費の負担を軽減し、大切なペットの万が一に備える手段の一つとして、ペット保険が存在する。アイペット損保では、ペット保険を活用して、病気やケガの際にも安心してペットに適切な治療を受けてもらいたいと考えている。

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