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SBI生命、岡山大学病院とがんゲノム医療における人工知能活用および医療費負担についての調査研究を実施

SBI生命と岡山大学病院は、12月より、がんゲノム医療における人工知能(AI)活用およびがんゲノム医療にかかる医療費負担についての研究を実施する。本研究では、がんゲノム医療をより効率的に実践するための調査およびより多くの人にがんゲノム医療を届けることを見据えた調査を行う。
【がんゲノム医療とは】
 がんゲノム医療は、がん患者の遺伝子情報に基づき、最適な薬や治療法を選ぶ新たな医療である。がんゲノム医療では、がんの標準治療が効かなくなった場合でも、効果が期待できる薬物治療を見つけられる可能性がある。
【がんゲノム医療の課題】
 がんゲノム医療の検査結果は複雑であるが、日常診療の限られた時間において迅速に結果を解釈し、適切な治療方針を提案することが求められている。また、がんゲノム医療は現在のところ保険診療である部分が少なく、検査費用や検査後の薬物治療費用が高額という課題を抱えている。
【本研究の目的】
 がんゲノム医療の課題に対するソリューションとして、岡山大学病院はがん腫瘍部分の遺伝子変異等に関するAIの膨大な知識情報(電子化された2,000万超の論文情報等)の活用方法を探っており、SBI生命はがんゲノム医療にかかる費用を保障することができる新たな保険商品の開発を検討している。
 本研究は、複数のAIの有効性および操作性の比較評価と、がんゲノム医療が普及した際にかかることが想定される医療費など、より効率的かつ大衆的ながんゲノム医療の実践に向けた調査を目的としている。
 なお、SBI生命では、今春以降取り組んできた保険商品開発に関する調査研究を、本研究がより一層加速させるものと考えている。
【本研究の対象】
 2015年12月1日から2018年9月26日の間に、岡山大学病院でがんの治療を受けた人(約
11,000名)、岡山大学病院の抗がん剤適応遺伝子検査外来(現・がんゲノム医療外来)において検査を受けた人(約70名)を研究対象としている。

【備考】
 SBI生命は、岡山大学病院から個人が特定されないよう匿名化された情報のみを受け取る。がん患者個人の機微情報、がん遺伝子解析結果や診断結果にかかる情報は一切受け取らない。また、SBI生命が開発を検討している保険商品は、保険加入時の審査や保険金支払い時において、遺伝情報の収集・利用を一切しないことを前提としている。
 なお、本取組みで解析を行う遺伝子は、がんの病変部分の遺伝子で、通常の「親の体質が子に伝わる」遺伝子とは異なる。

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