新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

エイチ・エス損保が海外旅行保険を改定

エイチ・エス損保では、2018年4月1日以降に海外へ出発するお客様の契約から海外旅行保険の商品改定を実施し、2017年12月25日から販売を開始しする。
近年、海外における医療費の水準の上昇や為替水準(円安)を背景に、海外旅行中のケガや病気の治療費用を補償する保険金の支払いが増加している。これに伴い損害保険料率算出機構において、「海外旅行傷害保険参考純率」(以下、「参考純率」)および「標準約款」の改定を行った。この改定に伴い、同社の海外旅行保険においても改定を実施することとした。
1. 保険料の改定
保険料を平均で約3.4%※引き上げる。「参考純率」の改定率は20.1%の引き上げだが、同社では、「参考純率」の改定を踏まえたうえで同社の収支状況を加味し、約3.4%※の引き上げとした。
※特約、保険期間により保険料が上がる場合、下がる場合がありる。
2. 約款の改定
約款改定の主な内容は、次のとおり。
(1)スカイダイビング、航空機操縦、山岳登はん等の危険な運動中のケガについては免責とする。これらのケガの補償を希望する場合には、新設特約である「運動危険等補償特約」を付帯することにより補償可能。
(2)感染症について、従来は対象となる感染症名を列挙していたが、この方式を改め、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(以下「感染症法」)に規定する1類~4類の感染症」と変更する。なお、これによる2017年12月25日現在の対象感染症に変更はない。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

PGF生命、ジブラルタ生命で「米国ドル建インデックス年金PGF」を販売開始

生保

PGF生命、千葉興業銀行で「介護バリューUS」を販売開始

生保

はなさく生命、「ドコモスマート保険ナビ」サイトで、収入保障保険の取り扱い開始

損保

SBI損保、「愛媛銀行×SBI損保実額補償がん保険」取り扱い開始

生保

太陽生命、株式会社広島銀行を通じ、『長生きMy介護』の販売を開始

損保

三井住友海上、企業向けインデックス型「天候指数保険」を販売開始

損保

三井ダイレクト損保、ANAの保険「明日へのつばさ」マイルが貯まるバイク保険を発売

生保

東京海上日動あんしん生命、新商品、積立利率変動型一時払終身保険(保障選択型)「あんしん夢終身」発売

損保

損保ジャパン、株式会社USEN Camera Solutions、9月からカスハラ対策サービス「USEN Camera Biz サポート」販売~事前予約受付を開始

生保

大樹生命、日本生命の「ニッセイ傷害死亡重点期間設定型介護保障保険“フェニックスケアプラス”」を10月から販売へ