生保文化センター、小冊子「介護保障ガイド」「遺族保障ガイド」を改訂
生命保険文化センターは、「介護保障ガイド‐これからの介護リスクに備えるために‐」(B5判、カラー48ページ)と、「遺族保障ガイド‐『万一』に備える生命保険活用術‐」(B5判、カラー52ページ)の2冊子を改訂した。「介護保障ガイド」は、公的介護保険制度と生命保険会社の介護保険の仕組みなどを図表やチャートにまとめ、わかりやすく解説。また、「遺族保障ガイド」は、遺族年金などの公的保障や企業保障をはじめ、個人で準備する生命保険の活用方法など、誰にでもいつかは訪れる「万一」への経済的保障についてわかりやすく解説している。
▽「介護保障ガイド」の主な改訂ポイント
〇要介護認定率などの掲載データを最新化するとともに「介護・看護離職者数」や「高齢者人口の推移」などのデータを新たに掲載。
〇介護サービスを利用したときの自己負担額について「高額介護サービス費」の払い戻しを受けた場合の例に変更した。
〇平成29年1月に制度変更のある介護休業・介護休暇のポイントや、関心が高まっている認知症に関する各種施策について、Q&Aで詳しく取り上げている。
▽「遺族保障ガイド」の主な改訂ポイント
〇世帯主に万一のことがあった場合の必要保障額についての事例に、共働きの家庭の事例を新たに追加。
〇平成15年4月以降の勤務期間が長い人向けに、平均標準報酬額に応じた遺族年金額の早見表を新たに追加。
〇65歳以降に老齢厚生年金と遺族厚生年金の受給権がある場合の受け取り方についての解説を新たに追加。
〇収入保障保険の保険料例を新たに掲載したほか、収入保障保険の年金の受け取り方についての解説を追加。