損保ジャパン日本興亜、サステナブルファイナンス大賞の「大賞」を受賞

 損保ジャパン日本興亜は、東南アジアで展開する農業従事者向け天候インデックス保険の取り組みによって、第2回サステナブルファイナンス大賞の「大賞」を受賞した。
 サステナブルファイナンス大賞は、環境問題を金融的手法で解決する「環境金融」の普及・啓蒙活動を展開する一般社団法人環境金融研究機構(RIEF)が、2015年から始めた表彰制度。日本の金融市場で環境金融商品・サービス・取り組みを展開している金融機関等を表彰対象としている。
 損保ジャパン日本興亜の受賞理由は、「気候変動の適応策としての金融商品の開発をしている」「気候変動の影響を受けやすい途上国の零細農家の持続可能な農作業を保険で支援している」「一般財団法人リモート・センシング技術センターや現地ステークホルダーと協働で行っており、現地のインフラ整備にもつながり、社会への影響も大きい」などが評価されたもの。
 天候インデックス保険は、近年深刻化している気候変動に対する適応策として、気候変動の影響を受けやすい発展途上国の農業セクターを中心に、注目を集めており、同社では、今後も東南アジアにおいて自然災害リスクに直面する農家に同商品を広く提供していきたいとしている。

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