新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

損保ジャパン日本興亜が自動車保険の事故対応に手話対応

損保ジャパン日本興亜は、聴覚・発話障害を持つお客さまへの事故対応サービス向上のため、自動車保険の受付・初動対応(※1)コールセンターで、手話による事故対応を2017年9月1日から開始する。
(※1)初動対応・・・事故受付後の保険対応の可否判断、事故解決のアドバイス、代車の手配、病院や相手方への連絡などを当社では24時間365日実施する。
1.サービス開始の背景
同社は従来、聴覚・発話障害を持つお客さまに対して、インターネットやFAXを活用した事故受付・初動対応を実施きた。2016年の障害者差別解消法の施行などの社会的な背景をふまえ、一層お客さまに寄り添ったサービスをご提供するため、このたび手話通訳事業者と連携したTV電話による聴覚・発話障害を持つお客さまへの手話による事故受付・初動対応を開始することとした。
2.商品・サービスの概要
(1)対応方法
手話通訳コールセンターを運営している株式会社プラスヴォイス(以下「プラスヴォイス」)と提携し、プラスヴォイスのTV電話で、お客さま・手話通訳者・同社のコールセンター担当者が同時に会話をし、聴覚・発話障害を持つお客さまに対して事故受付・初動対応を実施する。
(2)手話通訳サービス提供時間帯
午前8時から午後9時まで(年中無休)(※2)
(※2)同社のコールセンターは、24時間365日営業している。
(3)サービス利用方法
スマートフォンの無料通信アプリ「LINE(※3)」の「ビデオ通話」を利用して通話を開始する。「ビデオ通話」では、お客さまと手話通訳者がリアルタイムでTV電話と同じようにお互いの映像を確認しながら手話で会話し、その会話内容を別の電話を利用して、同時に同社のコールセンターに連絡する仕組みとなる。
なお、個人情報管理を厳正に行うため、利用する「LINE」の機能は「ビデオ通話」のみとなり、メールは利用しない。
(※3)無料通話アプリ「LINE」は、LINE株式会社のサービス。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

大樹生命、新たな営業端末「T-Book(ティーブック)」導入、全国の営業職員が利用を開始

生保

日本生命、職場環境分析・コンサルティングサービス「SAAGAS(サーガス)」をEAP事業者を通じて提供

生保

明治安田生命、香川県三豊市へ企業版ふるさと納税を実施

損保

あいおいニッセイ同和損保、テレマティクス自動車保険アプリを活用した観光促進と交通事故削減に関する共同実証実験を開始

生保

大同生命、「加島屋」の創業から400年を記念し各種企画を展開

損保

アニコム損保、健康割増引制度の適用不備にもとづく保険料返還について

損保

三井住友海上、住宅に関する商品・サービス革新に向けたプロジェクト始動

生保

ソニー生命、経済産業省令和5年度補正「ライフステージを支えるサービス導入実証等事業」に係る取組結果を公表

生保

エヌエヌ生命、「オランダスタディツアー2025」の参加者を募集開始

協会・団体生保

生保文化センター、「医療保障ガイド」改訂