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損保ジャパン、【業界初】船舶サイバー保険の新補償を提供開始

損保ジャパンは、船舶の安全運航を脅かすサイバー攻撃の一種である電波干渉によって船舶の運航が不可能になった際の経済的損失に備える補償を新設し、2026年8月から提供を開始する。2025年11月に販売開始した船舶サイバー保険シリーズの第二弾となる。
1.背景
近年、船舶の航行に不可欠な衛星測位システム等に対する電波干渉が世界的に増加している。GPS等の重要な航行機器が正常に作動しないことにより、船舶が衝突・座礁といった物理的な損害を負わなくても船舶の運航が停止するリスクが高まっている。
2.新補償の概要
この新たな脅威に対応するため、船舶の衛星測位システム等が電波干渉を受けた結果、本船が入港禁止・拘留・出港延期処分等を受けた場合の経済損失(逸失利益)に対する補償を開発した。本補償の付帯にあたり、一般財団法人日本海事協会(以下「ClassNK」)が開発した船員向け教育プログラム「ClassNKAcademy/海事サイバーセキュリティ船上基礎コース-船員向け-」※を受講し、リスクの低減と経済的な備えを両立させる。
※1 サイバー攻撃の定義、サイバー攻撃への基本的な対策、デバイス・外部記憶媒体の安全な利用方法等を学習できるEラーニングプログラム。海事サイバーセキュリティ船上基礎コース-船員向け-
3.既存の船舶サイバー保険との関係
損保ジャパンでは、2025年11月に船舶サイバー保険の提供を開始しており、サイバー攻撃による物理的な損害が発生した場合の船体損傷や賠償責任等を補償している。このたび、電波干渉による物理的な損害が発生していない場合でも、システム障害等で運航停止に至った際の「経済損失」への補償を行うことで、サイバーリスクに対するさらなる包括的な備えを提供する。
4.今後について
損保ジャパンは船舶のサイバーセキュリティ強化が海運事業の健全性向上につながると考えており、さらなる保険商品・サービス開発を進めていく。今後は国内外の船舶運航事業者への導入拡大を見据え、これまでに蓄積してきた成果や知見を生かしながら、ソリューションの社会実装を進めていくことで「“安心・安全・健康”であふれる未来へ」というSOMPOのパーパスの実現に向け取り組んでいく。

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