SOMPOホールディングス、英国のインシュアテック企業Zego社との戦略的パートナーシップを提携
SOMPOホールディングスは、英国の先進的なインシュアテック企業であるExtracover Holdings Limited(以下「Zego社」)との間で、日本市場向けの次世代デジタル保険の開発に向けた業務提携に合意した。また、本提携の推進に向け、Zego社への戦略的な出資を行った。
1.提携の背景と目的
近年、自動車保険は「万が一の事故後に対応する」従来の役割から、AIやテレマティクス(車両データ通信)などのテクノロジーを活用して「事故を未然に防ぐ」役割へと大きな変革期を迎えている。Zego社は、スマートフォンのみで運転挙動を高精度に計測・分析する独自のテレマティクス技術とAIを組み合わせ、低コストで質の高い保険サービスを実現している英国有数のインシュアテック企業である。
SOMPOグループにおいて、日本市場で自動車保険を取り扱う損保ジャパンおよびSOMPOダイレクト損保は、Zego社の先進的なプラットフォームと事業モデルを高く評価しており、各社の強みを融合させることで、お客さまとのつながりを深め、より安心・安全なカーライフに貢献する、新たなデジタル保険のスタンダードの確立を目指する。
2.Zego社の概要と強み
Zego社は2016年に英国で設立され、主にギグエコノミー(フードデリバリーやライドシェア等のスポットワーク)で働くドライバー向けに、運転時間や運転行動に応じて保険料が変わる柔軟な自動車保険を提供し、急成長した。現在は個人向け自動車保険市場にも参入している。同社の主な強みは以下の3点である。
・高精度なテレマティクスと顧客エンゲージメント:専用の車載器を使わずスマートフォンのセンサーのみで運転行動をスコア化する「ZegoSense」アプリを提供している。ゲーム感覚で楽しめる工夫やポイント制度などを通じて、楽しみながら安全運転を意識できる仕組みを提供し、高い顧客エンゲージメントを実現している。
・精度の高いリスクモデル:50以上のデータポイントを掛け合わせた精緻なリスク評価モデルを有しており、事故の発生確率を的確に予測・管理するノウハウを持っている。
・AI活用による効率的な顧客対応:問い合わせの多くをAIチャットで自動解決するなど、テクノロジーを最大限に活用した効率的な事業運営を実現している。
3.業務提携(基本合意)の主な検討領域
このたびの合意に基づき、SOMPOグループとZego社は、Zego社のテレマティクス技術の導入、より精密なリスクモデルの共同開発や業務効率化などの領域で検討を開始する。
4.今後の展開
本年より実証実験を含めた検討を進め、将来のさらなる協業の進化を目指す。
SOMPOグループは、グローバルな先進テクノロジーを積極的に取り入れ、お客さまに「安心・安全・健康」に資するサービスを届ける。
【Zego社(Extracover Holdings Limited)の概要】
・会社名:Extracover Holdings Limited(通称:Zego)
・設立:2016年
・創業者兼CEO:Sten Saar
・本社所在地:英国(ロンドン)
・事業内容:テレマティクス技術を活用した自動車保険の提供
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