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東京海上日動、自動車保険の事故対応サービス領域で株式会社コムテックと戦略的業務提携

東京海上日動は、ドライブレコーダー付き自動車保険(DAP※1)で展開済みである独自の事故対応サービスをより多くのお客様に提供することを目的として、株式会社コムテック(以下「コムテック社」)と業務提携した。
※1 東京海上日動が個人向け自動車保険で販売しているドライブレコーダー付き自動車保険「ドライブエージェントパーソナル」の略称。
1.業務提携の背景・目的
同社は2017年に国内大手損保で初めてドライブレコーダー付き自動車保険(DAP)を販売して以来、ドライブレコーダー映像の自動転送によるスピーディーな事故解決に加え、お客様の事故直後の不安を解消する事故対応サービスを約100万台の車に提供してきた。
衝撃をドライブレコーダーが検知すると、即時に救急応対デスク※2へ自動でつながり、同時に自動転送された事故時映像と位置情報から専門人材が速やかに事故状況を把握して救急への要請を行うといった、同社独自のサービス※3はお客様から高い評価を得ている。
今般、この高度な事故対応サービスをより多くの方に届けるため、国内ドライブレコーダー市場で販売台数8年連続No.1のコムテック社と戦略的業務提携を締結した。
本提携を通じ、ドライブレコーダー市場と自動車保険市場を融合させた新たな価値を創造し、安全・安心なカーライフの提供を目指す。
※2 救急応対担当のコールセンターは、提携企業の株式会社プレミア・エイド。
※3 東京海上日動調べ。本サービスに用いられている二段階映像転送技術は2021年11月9日に特許(第6975358号)として登録済み。
2.業務提携の概要
コムテック社との業務提携に伴う協業第一弾として、同社が現在販売中のドライブレコーダーで録画された事故映像を同社がクラウド経由で受信できる映像連携システムを、2026年2月を目途にサービスインする予定である。
コムテック社製ドライブレコーダーを利用のお客様は、SDカードに記録された事故映像を、普段使っているPCから、東京海上日動へ送信できるようになる。
事故時の証拠となる事故映像を同社へ容易かつ安全に送信可能となる独自システムを構築することで、事故対応の迅速化とお客様の利便性向上を図る。
さらに、将来的には同社とコムテック社は、2028年のサービスインを目指し、お客様が同社自動車保険とコムテック社製のドライブレコーダーをセットでご利用することで、DAPと同等の高度な事故対応サービスを提供する商品開発を進めていく。
本提携により、お客様への新たな価値提供と両社の事業領域拡大を目指す。
3.今後について
同社はこれからも、お客様の“いつも”を支え、“いざ”を守るために、DAPを一層普及させ、高度な事故対応サービスや事故削減サービスの提供等を通じて、お客様の安心・安全なカーライフの実現に貢献していく。

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