あいおいニッセイ同和損保、業務改善計画の進捗状況について(2025年8月末時点)
あいおいニッセイ同和損保は、2024年2月29日付で金融庁へ報告した保険料調整行為に係る業務改善計画書について抜本的な見直しを行い、5月30日付で提出した個人情報漏えいに係る業務改善計画書に統合した上で、具体的な改善策を実施しており、9月12日、業務改善計画における進捗状況(2025年8月末時点)を金融庁へ提出した。
一連の命令を厳粛かつ真摯に受け止め、全役職員が一丸となって着実に本業務改善計画の取り組みを継続し、お客さま本位の業務運営を実践していく。具体的には、損害保険業界を取り巻く事業環境の変化を捉え、お客さまのニーズに基づいた商品・サービスの開発・提供を強化し、社員がより一層働きやすい環境の整備等を通じて、代理店とともにお客さまや社会にCSV×DX※の提供価値を届けきることを目指す。
また、2025年8月28日に改正された保険会社向けの総合的な監督指針に基づき、健全な競争環境の実現に向けて、各種方針・マニュアルの見直しや管理態勢の強化等、必要な対策を講じて、着実かつ実効性のある取り組みを進め、信頼回復に努めていく。
■業務改善計画の取り組み状況の項目(2025年8月末時点)
1. 法令等遵守態勢の確立
2.顧客情報管理態勢の確立
3.経営管理態勢(ガバナンス)態勢の確立
4.保険料調整行為事案等に係る業務改善計画についての抜本的な見直しの実施
5.企業保険分野における適正な競争実施のための環境整備に向けた方策の検討、実施
6.適正な営業推進態勢及び保険引受管理態勢の確立
7.独占禁止法等を遵守するための適切な法令等遵守態勢の確立
8.コンプライアンス・顧客保護を重視する健全な企業風土の醸成
9.上記を着実に実行し、定着を図るための経営管理(ガバナンス)態勢の抜本的な強化
※CSV×DX(シーエスブイバイディーエックス)とは最先端・独自の技術やデジタル・データの活用、特色あるパートナーとの協業により、お客さま・地域・社会が真に求める新たな価値を提供していくことで、国内外のあらゆる事業を通じて、お客さま・地域・社会とともに社会・地域課題の解決にグローバルに取り組むことである。同社は、CSV×DXを軸に、これまで築き上げてきた「先進性」「多様性」「地域密着」の取り組みを進めている。