SBI損保、日本初開催となる東京2025デフリンピックを通じて聴覚障害の理解促進活動を加速
SBI損保は、すべての人が互いを尊重しあい活躍できる社会を目指し、2025年11月15日(土)から26日(水)にかけて開催される第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025(以下、「本大会」)に、ゲームズサポートメンバー(サッカー)として協賛する。
本大会を通じて音が聞こえない・聞こえにくい人たちが困難なく生活を送れるようにするための工夫「情報保障」に関する啓発活動を展開し、聴覚障害に関する理解が社会に広がるように取り組んでいくとともに100周年を迎え日本初開催となる「きこえない・きこえにくい人のオリンピック」である本大会を積極的に紹介する活動を行い、大会を盛り上げていく。
■これまでの活動
SBI損保は、2019年1月より、株式会社プラスヴォイス(以下「プラスヴォイス」)の協力のもと「SBI損保の手話・筆談サービス」を導入し、ビデオ通話を活用した手話、筆談、文字チャットによる通訳サービス(※1)を提供することで、耳や言葉が不自由な方もスムーズに各種手続やお問い合わせ等を行える環境づくりを進めてきた。
また、2024年10月25日(金)~27日(日)にかけて開催されたイベント「GOODLIFEフェア2024」(主催:朝日新聞社)においては、ろう者・難聴者に聴者と同様に出店者とコミュニケーションをとりながらイベントを楽しんでもらうことを目的に、プラスヴォイスによる「遠隔手話通訳サービス」提供に協賛するとともに、多様な価値観やライフスタイルを知ってもらうため、同イベント会場で「ろう者・難聴者とのコミュニケーション方法」などについての啓発活動に取り組んできた。
■今回の取り組み
「デフスポーツの魅力や価値を伝え人々や社会とつなぐ」、「世界に、そして未来につながる大会に」、「“誰もが個性を活かし力を発揮できる”共生社会の実現」という本大会のビジョンに共鳴し、本大会をきっかけにデフスポーツに関心を持ち、観戦を通じてその特徴を知ってもらうこと、ひいては互いを認め尊重しあう社会の実現につなげたいという思いのもと、協賛契約を締結した。
特にサッカーでは、選手同士の手話やアイコンタクト、フラッグを所持するレフェリーの動きなどを通じて、聴者のサッカーゲームとの違いやデフスポーツにおける工夫を容易に認識できると考えたことや、2020年から大分トリニータのスポンサーを務めているというご縁から、サッカーのゲームズサポートメンバーとして本大会をサポートする。
本大会の紹介に加え、大会で導入されているさまざまな工夫やデフアスリートの応援方法、音が聞こえない・聞こえにくい人たちが困らないよう施されている日常生活における「情報保障」などを紹介する特設Webサイトを設け、同社Webサイトやイベント会場での紹介を通じて、聴覚障害の理解促進および社会のダイバシティ推進に取り組んでいく予定である。
【大会概要】
デフ(deaf)+オリンピックを由来とする「デフリンピック」は、1924年にフランス・パリで第1回大会が開催されて以降、4年ごとに夏季大会と冬季大会が開催されてきた「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」である。
・大会名
第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025(英:25th Summer Deaflympics Tokyo2025)
・大会期間
2025年11月15日から11月26日(12日間)
・参加者数
各国選手団等 約6,000人
・参加国
70~80か国・地域
・大会会場
駒沢オリンピック公園総合運動場、東京体育館ほか
・公式サイト
https://deaflympics2025-games.jp/