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東京海上ホールディングス、グリーン・トランスフォーメーションを一層推進する「Tokio Marine GX」を立ち上げ

東京海上ホールディングスは、カーボンニュートラルの実現・脱炭素社会への移行を一層支援するため、今般、再生可能エネルギー事業者向け保険の引受およびリスクマネジメントの専門性を有するGCube社(*)を中核とした新プロジェクト「Tokio Marine GX」を立ち上げた。
(*)同社子会社HCC Insurance Holdings,Inc.を通じ、再生可能エネルギー事業(風力、太陽光、水力発電等)に関するリスクに特化した保険引受を行う保険総代理店
1.東京海上グループにおけるグリーン・トランスフォーメーション(GX)支援の取り組みについて
世界中でカーボンニュートラルの実現・脱炭素社会への移行にあたり多くの設備投資が見込まれており、GX関連の保険についても大きな成長が見込まれている。
同社グループでは、保険やソリューションの開発・提供、リスクコンサルティングを通じて、お客様のカーボンニュートラルの実現や脱炭素社会への移行を支援し、産業の成長・社会の発展に貢献することを目指してきた。
GXにかかる商品・サービスラインナップは順次拡大しているが、更なる価値提供に向けて、グループ全体で保険引受ノウハウの共有や再保険制度の活用を進めるとともに、再生可能エネルギー事業者向けの保険における世界的なリーディングプレイヤーであるGCube社を中核に据え、2025年5月より新プロジェクト「Tokio Marine GX」を始動する。
2.「Tokio Marine GX」の取り組み
GCube社を同社グループにおけるGX支援の取り組みの牽引役として位置付け、新たな技術に伴うリスクに対応する保険商品やリスクコンサルティングサービスの研究開発にグループ一体で取り組んでいく。
具体的には、保険商品・サービスのラインナップの拡充、GX領域における新たなリスクへの対応、また、同社グループの強固な財務基盤を活用した保険引受キャパシティの提供を通じて、より幅広いリスクに対応できる態勢を構築するとともに、クループシナジーの拡大を追求していく。
Tokio Marine GXの展開を通じて、GX関連の保険引受における最先端・リーディング保険グループというブランドの確立を目指し、今後も保険商品の開発・提供、リスクマネジメントを通じて、あらゆるお客様のGXを支援する様々な取り組みを推進していく。

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