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SOMPOひまわり生命、本社機能を損保ジャパン霞が関ビルへ移転

SOMPOひまわり生命は、8月1日付で本社機能を損保ジャパン霞が関ビル(東京都千代田区)へ移転する。
・移転先所在地 東京都千代田区霞が関三丁目7番3号損保ジャパン霞が関ビル
・移転日 2024年8月1日
1.本社移転の背景・目的
近年の働き方の進化により、出社とリモートでの働き方を組み合わせたハイブリッドワークが浸透してきたことから、オフィススペースの最適化を検討し、オフィス要件を再定義した。
同社では、オフィスに出社する意義を「リアルなコミュニケーションを増やし、新たな価値を創出すること」とし、対面でのコミュニケーションを活発に行える「コ・クリエイション(共創)」をテーマとしたオフィス機能を向上させることで、組織の垣根を超えた相互協力や信頼性が育まれ、同社の成長に大きく寄与すると考えた。
また、予期せぬ大規模災害発生時におけるBCP(事業継続計画)態勢のさらなる強化を目指し、優れた耐震構造や非常用発電機能など優れた防災設備を備えた損保ジャパン霞が関ビルを選定した。
2.新オフィスの特徴
◆BCP態勢の強化
地震に強い免振構造が実装され、かつ災害時の重要業務に位置づけられた部署が入居するすべてのフロアに非常用電源が設置されており、最大7日間の発電供給が可能である。
◆コ・クリエイション(共創)が促進されるオフィススペース
「コ・クリエイション」が促進できるオープンミーティングスペースを3フロアに設置。また、組織横断的なコミュニケーションが可能な動線設計に加え、チーム力を高める多様なスペースやリモート会議に適したWebブースを設置する等、ABW(※)の考えに基づいた空間・機能を各フロアに備えた。これにより、社員が業務や状況に応じて働く場所を自由に選択することができ、より自律的に生産性高く働ける環境になっている。
※Activity Based Working
◆カーボンニュートラルな取り組み
新オフィスは、空調を細かなゾーンで制御できる高性能なシステムや人感センサーによる照明のON・OFF等、省エネに配慮した設備を有しているほか、再生可能エネルギーを導入することでCO2の削減にも取り組んでいる。また、オフィス面積を現行の40%サイズダウンすることでエネルギー消費を低減しつつも、ハイブリッドな働き方の浸透やペーパーストックレス化の推進(オフィス保管書類の約65%削減を実現)により、これまで通りの業務対応が可能である。
3.今後について
同社は、お客さまの健康を応援する「健康応援企業」として、お客さまの豊かな人生と夢の実現をサポートできる存在を目指し、自分らしい人生を過ごせる、安心・安全・健康な社会の実現に向けて貢献していく。

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