大同生命、第2回「DAIDO KENCO AWARD」表彰企業の取組内容を公表
大同生命は、6月26日に、「DAIDO KENCO AWARD」の表彰企業の取組内容を特設サイトで公表した。
「DAIDO KENCO AWARD」は、中小企業における健康経営(R)のより一層の普及と実践支援を目的として2022年9月に創設した同社独自の表彰制度である。2回目となる今回は、健康経営について、特に顕著な取組みをされている123社を表彰した。
同社は、こうした取組みを通じて、引き続き「中小企業とそこで働く人々がいきいきと活躍できる社会づくり」と「高齢化社会が抱える課題解決」への貢献を目指していく。
○特設サイト掲載の取組事例(一部抜粋)
・建設業(従業員29名)
実践している取組み
・腰痛予防などのストレッチやヨガに関する健康教室を毎年開催。
・社内を分煙化し、現場は完全禁煙とした。
・毎月社内で健康について話し合い、健康についての様々な情報提供を行う時間を確保。
・健康アプリKSPを導入して、社員全員の健康意識を高め、健康診断結果を見易く工夫。
・大同生命が開催しているウォーキングキャンペーンに社員を巻き込んで挑戦。
・インフルエンザの予防接種補助や婦人科検診補助を実施。
・ノー残業デーの実施、またリフレッシュ休暇制度を作り有給休暇を取得し易く工夫。
・1年間病気などをせずに無欠勤また欠勤が少なかった社員に「皆勤賞」「精勤賞」の表彰を実施。
健康経営の効果
・喫煙率が46%から28%に低下。
・病欠での欠勤日数が減り、アブセンティーイズム(心身の不調により仕事を休業、欠勤している状態)が
改善。
・1ヵ月の平均残業時間が少なくなり、有給休暇取得率が増加。
・社員への健康アンケートで、労働生産性は全国平均より高く、プレゼンティーイズム(欠勤には至ってい
ないが、健康上の問題が理由で生産性が低下している状態)の改善に大きな効果があったことが判明。
・健康経営を始めてから会社の売上が約30%アップし、離職者が減り、従業員数も毎年増加している。