新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

あいおいニッセイ同和損保、通信機能付きデバイスで得られたデータから過失割合の説明動画を提供

あいおいニッセイ同和損保は、通信機能付きドライブレコーダー等(以下、通信機能付きデバイス)から得られる位置情報や車両速度等を活用して過失割合の判定をサポートするテレマティクス損害サービスシステム(以下、テレマ損サ)に、新たにお客さま向けの過失割合説明動画の自動生成機能を実装し、3月28日から提供を開始する。通信機能付きデバイスで得られたデータからお客さま向けの動画を自動で生成する仕組みは、業界初となる。
1.背景
同社はテレマティクス自動車保険のパイオニアとして、テレマ損サを2019年4月に業界で初めて導入し、車両の運転挙動データを用いたAIによる事故状況解析機能や、過失割合の判定をサポートする機能を実装したことで、お客さま満足度の向上や事故解決所要日数の削減を実現している。
一方、双方に責任が発生する事故の場合、お客さまへ過失割合の考え方や過失発生根拠を同社社員が説明する必要があり、より分かりやすく丁寧な対応が求められている。
そこで、今般、通信機能付きデバイスから得られた情報をもとに自動で説明動画を生成し、お客さまのスマートフォン上でいつでも過失割合の根拠等を確認できる仕組みを構築した。
2.概要
事故受付後、同社社員からお客さまへ電話で連絡を行い、ショートメッセージサービス(SMS)の送信に同意されたお客さまへ、動画視聴用のURLを送付する。お客さまは届いたURLにアクセスすることで、簡便に事故状況に応じた過失割合等を閲覧することができる。
動画は約5分で視聴することができ、従来の通話による説明に比べて約1/2に短縮されることでお客さまの負担が軽減されることに加えて、年間約1,500時間の業務量削減につながり、同社社員の働き方改革にも寄与する。また、動画は24時間365日いつでも視聴可能であり、お客さまの都合に合わせた対応が可能となることで利便性が向上し、さらに過失割合に関する考え方や3DCGによる事故状況の再現映像などによって、分かりやすく丁寧な説明が可能となる。
3.今後の展開
今後も最先端・独自の技術やデジタル・データの活用により、さらなる機能拡充を行い、お客さま・地域・社会が真に求める新たな価値を提供していく。

関連記事(保険業界ニュース)

損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、金融庁へ第5回となる業務改善計画に係る進捗および改善状況報告書を提出

損保

あいおいニッセイ同和損保、矢崎ノースアメリカと米スタートアップのMOTERTechnologiesが戦略的資本提携

損保共済

こくみん共済coop〈全労済〉、東京・代々木公園にて「もしもFES渋谷2025」を開催

生保

かんぽ生命、2025年度ラジオ体操出席カードの配布開始

損保

あいおいニッセイ同和損保、「第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025」に協賛

損保

損保ジャパン、新宿本社ビルにパーパス壁画制作

生保

生保協会、生命保険契約照会制度の利用料金改定

生保

ネオファースト生命、「生成AI×保険事務サービス」NTTデータ社と協働しCX向上と業務変革目指す取組み

損保協会・団体

損保協会、車体整備の透明性確保に向けて 日本自動車車体整備協同組合連合会と「共同宣言」を実施

損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、金融庁に業務改善計画書を提出