あいおいニッセイ同和損保、テレマティクス自動車保険で「CO2排出量の削減効果」を可視化する新サービスを開始
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あいおいニッセイ同和損保は、テレマティクス自動車保険の契約者等を対象に、安全運転によって削減されたCO2の排出量を独自のアルゴリズムで可視化する新たなサービスを、2023年度から開始する。
本サービスにより、削減量を身近に感じてもらうことでドライバー一人ひとりの安全運転とエコ運転を促進し、お客さま・地域・社会の皆さまとともに、カーボンニュートラルの実現に貢献していく。
同社は、事故を起こさないお客さまにも「安全」という付加価値を提供し、「事故のない安全・安心なクルマ社会」を実現することを目指し、テレマティクス自動車保険の開発に取り組んできた。2018年4月にトヨタ自動車のコネクティッドカーを対象とする「タフ・つながるクルマの保険」の発売を皮切りに商品ラインナップを順次拡大し、現在の契約台数は180万台を突破している。
テレマティクス自動車保険では、「速度超過」「急加速」「急減速」の発生頻度に基づき安全運転の度合いを100点満点で数値化した「安全運転スコア」を提供し、スコアに応じて保険料を最大8%割り引く。
スコアが良いドライバーほど事故を起こす確率が低く、スコアの向上を意識して安全運転に取り組んでもらうことで、通常の自動車保険に比べて15%の事故低減効果を確認している。
また、この安全運転スコアはエコドライブの促進にもつながっており、スコアが良いドライバーほど車両の燃費(燃料1リットルあたりの走行距離)が良いというデータも出ている。
今般、テレマティクス自動車保険の契約者等を対象に、安全運転によって削減されたCO2排出量を独自のアルゴリズムで可視化する新たなサービスを、2023年度から開始することとした。
◆カーボンニュートラル実現に向けた新たなサービス
(1)「テレマティクス技術を活用した交通安全イベント」でのCO2削減量の可視化【2023年4月開始予定】
地方公共団体で開催する「テレマティクス技術を活用した交通安全イベント」において、参加者の「安全運転によるCO2排出量の削減効果」を可視化するとともに、地方公共団体にもイベント全体のCO2削減効果をレポーティングするサービスのトライアルを、4月より開始する予定である。
(2)テレマティクス自動車保険におけるCO2削減量の可視化【2023年10月開始予定】
テレマティクス自動車保険の契約者を対象に、同社の安全運転スコアと燃費の相関性に基づき、「安全運転によるCO2排出量の削減効果」を可視化する新サービスを10月から開始する。
自身の安全運転によるCO2排出量の削減量を可視化することで、契約者により一層安全運転・エコ運転に取り組んでもらうことを目指す。